「紀伊半島旅行記(その21:伊勢2日目編 その4)」のつづきは、神宮徴古館からCANばすに乗って、内宮を素通りして、
向かった二見のこと。
当日の記事「ムダな動きが多かったけど収穫もあった一日」で書きましたように、二見観光のメインだったはずの夫婦岩は、私にとっては、なんともパッとしませんでした
二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)は鉄筋コンクリート造りで風情は皆無だし、
案内看板はなんとも…
な色遣い
だし…。
でも、この「日の出遙拝案内図」で初めて知ったことがありました。
それは、夫婦岩の間から日が昇る
のは、4月~8月の間だということ
何となく、「夫婦岩の間から昇る初日の出を拝む」なんてイメージだったんですがねぇ…
さらにこの記事を書くにあたって調べると、っつうかWikipediaにこんな記述があります。
夫婦岩の沖合約700mの海中に沈む、祭神・猿田彦大神縁の興玉神石を拝する神社である。
さらに、
夫婦岩は日の大神(天照大神)と興玉神石を拝むための鳥居の役目を果たしている。
なるほど…。
二見興玉神社で拝むべき対象は、社殿の中ではなく、夫婦岩の先にあるということなんですな…
さて、夫婦岩に代わって私の二見観光の目玉になったのが、賓日館(ひんじつかん)でした。
リーフレットから引用しますと、
賓日館は明治20年、伊勢神宮に参拝する賓客の休憩・宿泊施設として、神宮の崇敬団体・神苑会によって建設されました。
明治天皇の母であられる英照皇太后のご宿泊に間に合うようにと、明治19年12月に着工、翌年2月19日に竣工。(中略)
明治24年7月29日から3週間余り、ご幼少時の大正天皇(明宮嘉仁親王)が避暑や療養、水泳訓練などを兼ねて滞在されたのをはじめ、歴代諸皇族、各界要人が数多く宿泊されました。
だとか。
ようやく賓日館にたどり着いたところですが、このお話は「その23」で。
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