さて、街歩き再開。まずは・・・
私はついにサン・ニコロー街をたずねることにした。幅十メートルほどの細い道で、
馬車道の石畳をそのまま残した車道の両脇には細い歩道をへだてて、
日本でならすぐギオスやユトリロの絵にたとえてしまうような緑や紅殻色の
鉄枠がついたガラス戸の、どれも似かよった構えの店が並んでいる。
もうすぐ書店というところで信号待ちしているとき、右を見るとローマ遺跡が。
ここからこんな近かったのか。前回はこの書店との位置関係が分からず、
書店のあと丘の上に登ってしまい、そこから回り道してようやく遺跡を見つけたのだった。
でも現実の書店は、細く古びたブティック街のどんづまりにあって
《ふたつの世界の書店》という店の名は、やや俗っぽい《サバ書店》に
書き替えられている。
残念、この日は閉まってた。店の中覗いちゃおうかな。
(怪しい者じゃありません)
サバの写真、前はもう少し高い位置にあったような気がするがこの時は
自分の目の高さにある。
外から見えるところに置かれているのはマリア・テレジアにまつわるものが多かった。
駅前にシシィがいるくらいだから、女王様の本が目立ってもおかしくない。
さて、次は・・・、やっぱりサン・ジュスト教会行くか。
そうそう、ここ上がってくんだったな。
階段登ったところから
ここからは坂道ばかりだった気がする。そんな中見つけたのはおそらく一般家庭の
玄関のビザンチン風(?)モザイク画、
写真だと分かりにくいけど、トリエステの坂道
サンジュスト教会。中に5~6人いたかな。
正面のモザイク画のところは暗いのだが、チップを入れると1分くらいそこの電気がつく。
どなたかが入れてくれたのでそこは逃さずに凝視。
アリガトウゴザイマス
サンジュスト教会でした