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『貧困なる精神U集 NHK受信料を拒否して四〇年 ~メダカ社会とジャーナリズム~』、4月に読了。本多勝一著。金曜日。2007年7月刊。珍しく誤字が多い。
「ああ言えば、こう言うNHK」には、「見ません、払いません」の一言 (p.44) で十分。
NHK改竄問題について各所に (p.35、39、45、56、67)。「中川昭一代議士と安倍晋三代議士が放送前にNHK幹部を呼んで「偏った内容だ」などと指摘し、NHKがその後、内容を変えて放送したとされる事件」(p.56)。
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【本多勝一著、『貧困なる精神U集 NHK受信料を拒否して四〇年
~メダカ社会とジャーナリズム~』】
魚住昭さん、北海道のおじさんのやくざ的振る舞い (p.60)。
「・・・当然ながら、問題の核心はそんな「どこの国にも一定のパーセント」いる馬鹿馬鹿しい男にあるのではなく、そんな男を首長に選んだ側にある。つまりこの場合は東京都民の「民度」にある・・・」(p.88)。「・・・この男の正体は、・・・前から分かりきっていること、いま改めて騒ぐほどのことではないし、・・・」(p.99)。
インタビュー「加害報道 ―河野義行さんをめぐる松本サリン事件の誤認捜査と誤報」(pp.129-154)。「許せぬ『週刊新潮』」(p.151)。
「ジャーナリストとして生きる ―熊谷伸一郎氏との対話」(pp.177-186)。本多さんの持論、新にすぐれたルポルタージュをモノにするためには、お金をかけるか、時間をかけるか、命を賭けるか (p.165、p.186)。