思春期の知的に物事を捉えがちなこと内村鑑三のことばと中村修二さん 今日から「道をひらく 内村鑑三のことば」の再放送が始まりました。第一回目の今日のタイトルは「迷いと慰め」でしたね......
発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.139。第2パラグラフから。発達トラウマ障害(DTD)の診断しないと、いかに、でたらめな診断がまかり通って来たのか、いまも、まかり通っているのか、お気づきでしょう。
精神科は、薬の専門分野として、心の病を正確に定義することを大事にしています。それは、膵臓ガン、連鎖球菌性肺炎を正確に定義するのが大事なのと同じです。ところがです。心、頭、人間の愛着関係が複雑ですから、私どもは、心の病を正確に定義するところに、遠く及ばないのが現実です。人々がいま、何処が「悪いのか」を理解することは、いろんな客観的な事実よりも、臨床家の物の見方次第、という訳です。
心の病は、なかなか正確には定義できません。ですから、こころの病の診断マニュアルが、何年かごとに、時には、大幅に改定されるわけですね。
発達トラウマ障害(DTD)も、その視点がないので、特にニッポンは、デタラメな診断だらけ、インチキ療法だらけ、なんです。
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