エリクソンの小部屋

エリクソンの著作の私訳を載せたいと思います。また、心理学やカウンセリングをベースに、社会や世相なども話題にします。

デタラメな診断だらけ、インチキ療法だらけ、ニッポン!

2016-10-21 06:26:48 | ヴァン・デ・コーク教授の「トラウマからの

 

 

 
思春期の知的に物事を捉えがちなこと
   内村鑑三のことばと中村修二さん  今日から「道をひらく 内村鑑三のことば」の再放送が始まりました。第一回目の今日のタイトルは「迷いと慰め」でしたね......
 

  発達トラウマ障害(DTD)=愛着障害の子ども。ヴァン・デ・コーク教授の  The body keeps the score : brain, mind, body in the healing of trauma 『虐待されたら、意識できなくても、身体は覚えてますよ : 脳と心と身体がトラウマを治療する時どうなるか?』p.139。第2パラグラフから。発達トラウマ障害(DTD)の診断しないと、いかに、でたらめな診断がまかり通って来たのか、いまも、まかり通っているのか、お気づきでしょう。

 

 

 

 

 

 精神科は、薬の専門分野として、心の病を正確に定義することを大事にしています。それは、膵臓ガン、連鎖球菌性肺炎を正確に定義するのが大事なのと同じです。ところがです。心、頭、人間の愛着関係が複雑ですから、私どもは、心の病を正確に定義するところに、遠く及ばないのが現実です人々がいま、何処が「悪いのか」を理解することは、いろんな客観的な事実よりも、臨床家の物の見方次第、という訳です。

 

 

 

 

 心の病は、なかなか正確には定義できません。ですから、こころの病の診断マニュアルが、何年かごとに、時には、大幅に改定されるわけですね。

 発達トラウマ障害(DTD)も、その視点がないので特にニッポンは、デタラメな診断だらけ、インチキ療法だらけ、なんです。

 

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