シングルマザーのおかれている状況も、いま私たちがどんな社会で暮らしているのか、考える時に重要です。
私たちはどんな社会で暮らしているのでしょうか?
これは、この一月に「たけしのTVタックル」のことをブログで書いたことを、改めて、ここに記し直すことです。
18才のシングルマザー、萩野小雪さん。「もうすぐ2才になる娘さんを抱えて、働きながら子育てしていると言います。15才で妊娠し、夫とは離婚したばかり。「誰も喜んでくれなかった」結婚だったと言います。今の生活は、ベーカリー・レストランでアルバイトしながら、」子育てに懸命です。
しかし、この仕事を見つけるのが大変だった。
「保育所は土日が休みだから、土日の休める仕事を探さなくちゃいけないでしょ。萩野ママ「(就職試験に)全然受からなかった」と言います。でもそれだけじゃぁないみたい。萩野ママ「子どもいると、(職場や社会が)邪険にする」「子どもがいると、『雇いたくないな』と思うんでしょうね」と率直です。子どものいる母親に対して、社会的な差別があることをハッキリ言ってくれています。」シングルマザーには仕事を見つけるときに、社会的な差別があります。それに対して安倍政権は無策です。軍隊を海外に派兵している暇などあろうはずがありません。そんな暇があったら、萩野小雪さんのような人が、仕事を見つけやすい様に、シングルマザーを正社員として雇用する企業には、優遇税制にするなどのとポート体制が必要です。
また、収入はどうなんでしょうか?
「午後3時まで働いて、月に手取りが60,000円から80,000円だと言います。今通っている保育所のコアの保育時間が8時間半だから、7時半からそのコアタイムが始まると、4時までしか預けることができないからです。延長保育の料金が時間当たり800円、萩野ママのバイトが自給900円では、延長保育を利用するのは難しい。ここに、父親からの養育費40,000円、自治体からの扶養手当40,000円と児童手当15,000円がプラスされて、トータル約175,000円、年収にして、約200万円で暮らしていると言います。当然暮らしは「苦しい~」となりますね。わが安倍晋三首相が言う「安倍内閣にとって最大のチャレンジ」である「女性が輝く社会」というキャッチコピー。萩野ママに言わせると、「バカ言ってんじゃぁない」、と断じます。」シングルマザー=ワーキングプア―です。これも安倍政権の無策のおかげ。シングルマザーも正社員として働ける制度設計が必要です。
でも、安倍政権がやろうとしている労働政策は、「残業代は払わない」、「金さえ払えば、いつでも首にできる」と言う悪しき制度を作ろうとしています。主権者である国民、しかも、萩野小雪さんのような弱い立場の人が、ますます立ち行かない、生きていけない方向に、政策を進めています。
安倍晋三首相は、ヒットラーより、悪人です。弱いものを虐める社会に、私たちは暮らしているのです。
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