今日十五日は阿弥陀如来の縁日です。
日課にしている慶林寺参拝は後廻しにして、阿弥陀さまを御本尊にお祀りしている東漸寺へ行きました。
午前中は少し肌寒かったので、真冬よりは少し軽めの服装で出かけたら、歩いているうちに、少々汗ばむような陽気になりました。
そして午後になると風が出て、軽めの服装では寒いほど。ま、こういう気紛れな陽気が春、というものなのですから仕方がない。
東漸寺本堂です。金色の阿弥陀如来坐像が祀られています。
歴住墓所。中央の高い卵塔が東漸寺開山・經譽愚底(きょうよ・ぐてい)上人のお墓。
本堂前、樹齢三百年余といわれる枝垂れ桜です。
遠くからだとまだはっきりしませんが、近づいて見上げてみると、たくさんの蕾が出て、枝が紅く染まって見えます。
去年も同じ日に東漸寺に参拝し、この枝垂桜を見上げています。去年は今年より早く、すでに数輪の開花が見られました。
日ごろ、境内ではあまり見かけないスーツ姿のおじさんたちが、しかもかなり大勢ウロチョロしていると思いきや、併設されている幼稚園の卒園式があったのでした。