桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

2014年八月の薬師詣で・葛飾区

2014年08月08日 22時58分03秒 | 薬師詣で

 八月の薬師詣では葛飾区柴又を歩きました。



 金町で京成電車に乗り換えます。



 金町から乗るのは一駅だけ。柴又で降りました。



 柴又駅前の寅さんの像。



 まっすぐ進むと柴又帝釈天ですが、今日は帝釋橋の手前で右折します。

 ところどころに石柱が建てられていて、帝釈天門前散歩と銘打った地図が描かれています。

 柴又駅から六分で萬福寺山門前に到着。道が狭く、広角レンズの用意がなかったので、真正面に立って写真を撮ることができませんでした。



 萬福寺本堂。昭和三年八月創立というまだ新しい曹洞宗の寺院です。
 この地から人骨数体が発掘されたため、地元の人びとの要望に基づいて建てられたということですが、なぜ人骨が出てきたかという理由は詳らかにされていません。時代から推測すると、関東大震災の被災者だったのでしょうか。
 




 萬福寺から六分で真言宗智山派の宝生院に着きました。
 寛永元年(1624年)、京橋付近に創建、下谷谷中への移転を経て、明暦年間に池之端茅町へ移転しましたが、関東大震災で罹災して、昭和二年、現在地へ移転しました。



 宝生寺には柴又七福神の一つ・大黒天が祀られています。



 北総鉄道の高架をくぐり、宝生寺から二分で今日の薬師詣での地・医王寺へ。

 

 仁王像。



 医王寺本堂。真言宗豊山派。本尊は薬師如来像。応永十四年(1407年)の創立。
 元は下総国分寺下の薬王寺と呼ばれていたということです。天文七年(1538年)と永禄七年(1564年)の二度にわたる国府台の合戦で焼亡。寛永年間(1624-44年)に再興されて、名を医王寺と改められました。もと江戸川岸にありましたが、大正四年、堤防拡張工事のため現在地に移されました。



 柴又七福神の一・恵比寿天が祀られています。



 医王寺から四分で蓮華寺。本門佛立宗系単立寺院。昭和三十一年、本寺光隆寺(港区元麻布)の開講百年記念奉讃事業の一環として建立されました。



 蓮花寺から六分。この日最後に訪れたのは真言宗豊山派の輪福寺です。寛永二年(1625年)の創建。



 京成小岩駅までは十分ほどなので、帰りはここから一駅乗り、高砂で京成金町行に乗り換えて帰ることにします。



 北小金駅から二分、我が庵から歩いて十数分のところにある地元の慶林寺に参拝して、八月の薬師詣でを終えました。

この日、歩いたところ


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