桔梗おぢのブラブラJournal

突然やる気を起こしたり、なくしたり。桔梗の花をこよなく愛する「おぢ」の見たまま、聞いたまま、感じたままの徒然草です。

スノードロップを買って……

2010年12月13日 16時10分52秒 | 

 冬は始まったばかりです。
 始まったばかりですが、我が地方では、日の入りの時刻が一番早かったのは十一月二十九日から今日十三日までの十五日間。明日十四日から日の暮れる時間が少しずつ遅くなって行くのです。

 スノードロップの球根がないものか、と花屋さんを見かければ覗いていましたが、売っているところはありません。
 インターネットで調べてみると、手に入ることは入ります。どのショップも六球から十球で¥500~¥800ぐらい。それが高いと感じたのではありません。¥500のものを買うのに、荷造り手数料&送料が¥850となっているのを知ってバカらしいと感じたので、注文しようと思いながら逡巡していました。
 で、花屋さんを見かけては入ってみるのですが、チューリップや水仙は置いてあっても、目指すものはないのです。

 かなり前のことですが、インターネットオークションというものが始まったばかりのころ、弁当箱に凝っていたことがありました。
 たまたま会津塗と木曽檜の曲げわっぱがオークションに出たことがあって、応札したところ、めでたく二つとも落札することができました。
 価格はいくらであったのか、もう憶えがありませんが、弁当箱そのものはデパートやその種の店で求めるより安かったと思います。
 ところが、荷造り手数料、送料を合算すると、遙かに高い買い物になってしまったのです。ネットショッピングに不慣れなころでもあったし、欲しいと思ったものですから、素直に買いましたが……。

 サカタのタネは送料を取りません。桔梗とハーブの種子を買ったので、季節ごとにカタログを送ってきます。桔梗とハーブの種子などたいした金額ではなかったのに、カタログとその郵送料で、私に関する限り、サカタのタネは赤字です。
 ここで売ってくれていれば、なんの問題もなかったのですが、あらゆる種子、球根のたぐいを揃えているように思われるのに、不思議なことにスノードロップはないのです。
 タキイ種苗のホームページも覗いてみましたが、ここも扱っていない。特別変わった花でもないのに、不思議なことです。

 日光御成道の川口宿を訪ねた帰り、川口駅に向かって歩いていたら、偶然ケーヨーデーツーというホームセンターの前を通りかかりました。入口に広い花売場があって、パセリを見つけたので買ったことがあります。ここなら置いてあるかもしれぬと思って電話をしてみたら、一種類だけですが、あるとのことです。それも六球入りで¥298。
 ただ、川口まで行くのもなぁ、と思ってしまいます。交通費を考えてみると、荷造り手数料&郵送料より高くなってしまうのです。

 ケーヨーデーツーは千葉県内にたくさん店があります。しかし、車を持たぬ私には行きにくいところばかり。多少の遠出なら厭わないと思っても、駅から歩いて行けるような店はありません。

 偶然です。今年三月の自分のブログを見ていました。これまた偶然に證誠院(しょうじょういん)というお寺の名前を耳にして、確か行ったことがあるが、どこにあったのだろうと検索していたのです。
 昭和に入ってからできたというまだ新しいお寺で、本堂の屋根瓦に寺紋があるが、画像の解像度が悪いので、見えない云々ということを私は記しています。確かに見えない。元の写真はどうだったであろうか、とカメラのデータを捜してみました。
 そこに證誠院を出たあとに撮ったケーヨーデーツーの画像がありました。
 思い出しました。オヤ、珍しく駅から近いところに店があるわい、と何気なしに写した画像です。道路を挟んで、證誠院の真ん前、新京成電鉄のみのり台駅から歩いて五分ほどのところです。このころ、ホームセンターで買うべきものもなかったので、記憶からはすっかり欠落しておりました。

 電話番号を調べて電話を入れました。一種類だけですが、置いてあります、との返辞。いそいそと出かけました。二日前の土曜日のことです。



 ついに手に入れました。球根売場がなぜか二か所に分かれていたので、随分捜しましたが……。
 うれしいうれしい、とウキウキした気分で帰路に着きました。

 みのり台から武蔵野線の新八柱までは新京成でひと駅です。くるときは電車に乗ってきましたが、陽射しもあって暖かかったのとウキウキ気分でもあったので、帰りは歩くことにしました。



 みのり台駅の近く、新京成の踏切際でこんなものを見つけました。流山の農村地帯を歩いていると、時折鳴いているのを耳にすることがありますが、ここは町中です。
 ? と、思えば、飼われているのではありません。ペットショップでした。



 烏骨鶏(うこっけい)です。



 暗いところに黒いもの……なので、なんだかよくわからない物体ですが、これも烏骨鶏。

 


 画像左は鶉矮鶏(ウズラチャボ)。トリオで¥20000の標示がありました。トリオ、ということは、多分♂一羽、♀二羽の組み合わせだと思われるのですが、三羽いるようには見えません。
 画像上の左は糸毛矮鶏(イトゲチャボ)。羽毛が烏骨鶏に似て糸状になっているところからつけられた名前。下は碁石矮鶏(ゴイシチャボ)。白と黒の斑(まだら)で碁石のようなことからつけられた名前。

 エール(アイルランド)に移住して、じゃが芋栽培をしながらエールで朽ち果てる、というのはとても叶わぬ夢となりつつありますが、万々が一、実現できるとしたら、鶏を飼うというのもいいなあ、と思いながら眺めておりました。



 庵に帰って、早速プランターにスノードロップを植えることにしました。



 これはスノードロップと一緒に買った五月雨(白と紫混合)の桔梗。来春芽を出すまではプランターに植えておきます。両方ともめでたく花を咲かせてくれるでしょうか。



 これは北小金へ戻ってきて、サティに寄って買った日清製粉の「懐石」。
 前ヶ崎・香取神社の小春に、キャッティを一回当たり50グラム与えるとすると、まだ二十回分ぐらい残っています。しかし、毎回同じ味では飽きるだろうと思って買うことにしました。年末の特別セールで、幾分安かったのと、何よりウキウキ気分だったので……。
 早速……と思ったのに今日は雨。おまけにかなり寒い。出かけるのをためらっているうちに薄暗くなってきてしまいました。


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