人形町、日比谷線A2出口から、日本橋図書館に歩いていく途中の角に、現われました!
鯨のオブジェ

潮を吹いているように水も吹き出ています。
私にとっては突然の出会いでしたので、感動でした
毎年の恒例になりつつありますが、この6,7月のお話し会でも、ちょうど、鈴木出版の大型絵本『つきよのくじら』を読んでいるところなので、タイミングもピッタリ。
絵本のなかのおとうさんくじらの出現のようでした。
でも、どうして、くじらなの?
こんな説明がついていました。
「鯨と海と人形町」
あやつり人形のバネは今でも鯨ヒゲが使われています。
特に人形浄瑠璃から伝承された文楽人形の命とも言える精妙な首の動きは、弾力 に富んだ鯨ヒゲでなければ出せないそうです。
ここ人形町一帯は寛永10年(1633)頃から、江戸歌舞伎の「市村座」「中村座」、人形浄瑠璃の糸あやつり人形の「結城座」、手あやつり人形の「薩摩座」など の小屋が集まり、江戸町民の芝居見物が盛んでした。
そして、それらの人形を作る人形師や雛人形、手遊物などを商う店がたくさん立ち並んでいたところから、昭和8年、正式に人形町という町名になりました。 (説明文より)
町の名前にはいろいろ由来がありますが、なるほどそういうことでした。
私は、文楽、車人形、人形浄瑠璃の世界が好きです。
結城座さんの公演は何度も観に行っています。
あの、ふっと、命を吹き込まれる人形の神秘的なのは本当に魅力的です。
今日は日本橋図書館で行われる秋の絵本講座の打ち合わせのため、まったく時間がなく、このあたりを散歩できずに残念でした

でも、これから訪れることが多くなりそうですので、次からは、ゆっくり散策する時間も確保して来ようと思います
風情のあるお店がいっぱい目に入ります。次はあの「藪そば」でお蕎麦を食べることに決めました!