塚本香央里さんのヴァイオリンコンサートです
東京オペラシティへ行きました。
早速、目に飛びこんできたのは、大きなクリスマスツリー
今年は、ツリーに
こんな可愛いハートがあって、
そこをタッチすると、
ツリーの鐘がなり、クリスマスソングが流れます
夜は、きらきら輝くツリーに
今日は暖かくて、コンサートの後、暫く眺めてました
プログラムは、大好きな曲を含む、情熱とロマンティックに富んだ豊かな内容でした
*クララ・シューマン:3つのロマンス
*ブラームス:ヴァイオリンソナタ第1番『雨の歌』
*J.Sバッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティーナ第3番
*ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品
*サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
アンコール:グノー:アヴェ・マリア
このブラームスのソナタ、塚本さんが悩める高校時代に出会った曲で、人生の拠り所のような曲というだけあって、その歴史を感じさせるような響きでした。
ピアノ伴奏の下平晶子さんとの息もぴったりでしたが、べーゼンドルファーの深々
とした音が、塚本さんの逞しさと優しさを兼ね備えた響きにとても合っていると思いました。
私は、ヴァイオリンといえば、ツィゴイネルワイゼン!なのです。
様々なヴァイオリニストが織りなす変幻自在な妙技を聴くことをとても楽しみにしています。
塚本さんはどのような演奏をするのだろうかと、ラストを飾るその曲を待っている感もあったのですが、初めて聴いたドヴォルザークの4つのロマンティックな小品は、思いがけず心に刻まれる素敵な曲でした。
物語性があるように聴こえて、4つの曲がそれぞれ、とても詩的で、感情が揺さぶられる哀歌に聴こえ、とても美しくロマンティックな曲でした。
クリスマスシーズンに聴く「アヴェ・マリア」はこの上なく優しく響きました。
やはり、祈りの曲ですね。
心は、人と人によって傷つくものですが、でも、人によって癒されるものだなぁと、慈悲深い愛の響きに感謝したいそんな素敵なコンサートでした
クラッシックは、音の粒が光になるなぁ。
星空を眺めながら、「ユーモレスク」を口ずさんでいました
気分がいいと鼻歌がでますよね