今日は、子供たちへの読み聞かせを中心にボランティア活動されている、今年5年目を迎えられた会員数50名ほどのシニアの会「りぷりんと・中央区」の毎月の定例会講演会でお話しさせて頂きました。
会場は、人形町駅近くの日本橋図書館ホール。10:00~11:15。
師走の人形町の街並みは、クリスマスの賑わしさより、すっきりと、新年の準備がすすめられていました。
日本橋図書館は、以前、絵本講座をさせていただいたホールでしたので、会場に入ると、懐かしい心地がしました。
明るくてよく声も響いて、雰囲気良い会場です。
さて、リプリントの皆さんには、とても感心することばかりでした。
まずは、読み聞かせのための、勉強会や反省会を含め、約8項目ほど議題をのせたしっかりレジュメを作成して毎月定例会を開いているパワーは素晴らしいの一言です。
毎月、特別講師を招いて、講演会を開くということは、本当にすごいことだと思います。
子供たちとよい絵本との架け橋になろうとする情熱がどの方からも強く伝わるのは、その若々しい目の力かもしれません。
誰もが、元気で積極的に参加していました。
最初の声のためのエクササイズも、発声も、一人ひとりの声がきちんと聞こえてくるような元気さがあり、会場が、一気に活気付きました。
「ここは、本当に元気な会だわ~」と何度も頷いていたのですが、それが一番大事なことですね。
前半にお話したことで、一番メインなことは、「素直に想いのまま自然に語る」ということです。
自分の愛読書(絵本)から、絵本への想いを再確認し、大好きな理由の要素を挙げ
その感性を楽しみながら、自然な姿で語ること。
絵本の読み方も、選び方も、心をこめた温かい声にも、自然に反映されていることです。
だから、悩まない!
ふと、目に飛び込んでくる絵本、手に取った絵本こそ、自分の感性にはピタッと合っているものかもしれません。
後半は、実際のおはなしを通して、おはなし会に集う子ども達の心の平和をもう一度心に刻んで、お話しの世界を一緒に楽しみました
・今日の語り『おだんごぱん』『大工と鬼六』
・読んだ絵本『いつもちこくのおとこのこ ジョン・パトリック・ノーマンマクヘネシー』『月夜のみみずく』
・紹介した絵本『三びきのくま』『モチモチの木』
講演会が終り、その後も熱いおしゃべりがありました。
皆さん、読みたいもの、語りたいものがいっぱいのご様子。
「自信を持って、明るく元気に、あなたらしく!」