~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

オープン参加!!イベント・おはなし会・ワークショップ情報!!

★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

生きがいセンターお話し会

2011年02月21日 | 高齢者の会
今日は、暖かい日でしたね

生きがいセンターの中も、暖房入らず。

午前中に描いたという絵手紙のお雛様が微笑んで、お部屋の明るさが増していました



最初の季節の歌は、「早春賦」を歌いました。
「春は名のみの~~♪」です。

そして今日は、リクエストがありました
今、話題の、99歳の詩人、柴田トヨさんの詩集『くじけないで』を朗読しました。

ひとつひとつゆっくり読み、皆さんの口から、感想がこぼれたときには、止まって、みんなで語り合いながら進めていき、ほぼ全部の詩を読みました。

涙がこぼれた方もあって、

「亡くなった主人との思い出が浮かんできますね。。もう20年以上も前のことですけれど・・・」と。

涙を拭いながら、半分微笑んで話してくれました。


「こどもと手をつないで  あなたの帰りを  待った駅」

から始まる「思い出」Ⅱという詩のあとには、

「当時上野辺りに住んでいて、上野駅までよく子どもと迎えに行ってましたねぇ。今まで忘れていたけれど、今思い出しました。。」と。

とてもはにかんだ顔をして、「忘れていたのに、今、思い出しました」を繰り返していました。

それぞれの大切な思い出を重ねながら、
99歳の柴田さんの心を救う言葉に耳を傾けていました。

柴田さんの大切にしてきた思い出と普段の心柄が言葉を生み出し、とてもいい詩になったのですね。
柴田さんは、私の故郷、宇都宮で一人暮らしをされているそうです。

100歳のお誕生日の詩を楽しみにしています