生きがいセンターも新年度が始まり、担当の職員の方も入れ替わられて、改めましてのご挨拶からでした。
今年度も、月木、火金と15名ずつ、二つのグループに分かれます。
会への参加のお問い合わせの件ですが、こちらは、定員15名ということで、まず登録(国分寺市在住の方のみ)をしていただき、空きがでましたら、順次お知らせしていくそうです。
見学はできるそうなので、ご希望の方は、お知らせください。
今日最初の季節の歌は、滝廉太郎作曲「花」を歌いました。
メロディも歌詞も、奥ゆかしい日本の風景が浮かび上がってくるように美しいです。
歌は大好きな、今日、月木クラスの方々。
気持ちよく歌ってくれました♪
歌うと、パッと顔色がよくなります。
部屋がより明るくなるようで、私も、嬉しくなってきます。
プログラムは、金子みすずの詩を二つと、
語りは、斉藤隆介作『半日村』『花咲き山』。
東北弁の語りです。
この『半日村』に、東北復興の願いをこめて語りました。
高い山のせいで、半日しか日があたらず、稲の育たない村があった。
一人のわらしこが、皆に呆れられながらも黙々と山の土を削り始めた。
いつしか大勢の子ども、ついには大人たちもが一緒になって削り始めた。
何年も、何年も。
やがて、大人たちは、死に、子どもたちは大人になった。
とうとう山は半分になり、いい稲が風にそよぐようになった。
それから、その村は「一日村」と呼ばれるようになった。
というお話。
これから、何十年とかかるであろう復興への道ですが、大人から子どもたちへのバトンタッチが、希望に満ちて、深い絆と信頼と共にできるように、悲しみと怒りがこみ上げるこの苦しい状況での第一歩が、土台となる確かな一歩であるよう願うばかりです。
夕飯は、「仙台麩じゃが」
この仙台麩は、宮城県登米市のものです。
弾力があって、味がじんわりしみこんで美味しい♪
明日の朝は、残りを卵とじにしようと思います。