久しぶりに星空を見上げました。
オリオン座もカシオペア座も瞬いていました。
昨日、娘の中学校の合唱祭がありました。
合唱部が最後に照明を落とした真っ暗な中で、
小さなライトを点しながら美しく歌った「見上げてごらん夜の星を」が
耳に甦ってきます。
娘の中学校は、今年、50周年を迎える記念の合唱祭。
スローガンは、
「踏み出そう新たな一歩を!
~50年分の想いを歌にのせて~」
娘が1年生の、初めての合唱祭の時、
3年生の素晴らしい合唱に、息を飲むほど感動したのは、今でも、しっかり胸に刻まれていますが、
娘も、今や3年生になり、伝統的とも言える合唱祭への熱い取り組み、
歌のメッセージを以って、後輩へつなぐという使命感を伸びやかに背負って、
精一杯歌っていました。
舞台で、ピアノ伴奏する姿も、すくっと立って、大きな口を開けて歌う姿も
成長した心と体から発する響きを感じ、ちょっとうるうるしてしまいました。
課題曲、自由曲の他、50周年とあって、全員合唱も3曲、
音楽を選択している娘は、選択合唱もで、計8曲歌いました
どの曲も一切譜面を見ることなく、全員がしっかり歌詞に想いをのせて歌っていました。
本当に心から拍手です
3年生の課題曲は『大地讃頌』
4クラスの自由曲は『花をさがす少女』『かみさまへのてがみ』『風のめぐるとき』『聞こえる』
源流にあるものが、3年生全体から響いてきました。
「祈りと感謝」という大きな想いが塊となって聞こえてきました。
さすがに3年生です!素晴らしかったです
娘のクラスは、残念ながら金賞は取れずで、がっかりムードかなと思っていたのですが、
家に帰ってきての最初の言葉は「今までの合唱祭で、一番楽しく歌えた!」でした
うれしそうな誇らしげな顔でした。
やっぱり、成長した顔を見せてくれました。
心に刻まれる笑顔でした。
私は、今年も、1年生合唱から最後の全員合唱まで、ゆっくり合唱祭を楽しみましたが、
合唱曲の他に、出会ってしまった!!という曲がありました
それは、講評の前に、吹奏楽部の演奏があるのですが、
もちろん50周年を意識しての選曲なのですが、
『百年祭』という曲です
歩んできた歴史を命を深い愛で包むような曲で、
それと同時に、いくつもの困難も祈りと強い意志とで立ち向き合い、
意気揚々と前進していくような想像を膨らませるとてもかっこいい曲。
吹奏楽曲は全然知識がないのですが、この曲を知ることができて
本当に良かったと思いました。
『百年祭』・・・50周年に感謝。この歴史を大切に守りつなぎ未来へそして、もっと未来へ。
子どもたちの未来が、希望に満ち、光輝きますように。