~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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★7月21日(日)15時開演 愛依の風クラシックお話コンサート♪『アラベスク~魅惑の冒険物語』立川チャボヒバホール★nonowa国立ペーパーウォール「やえちゃんのたのしいよみきかせ」7月28日(日)11:00~(参加無料)★わらべうたの会『わらべの会』第1金曜日家庭支援センターひかり11:15~・第2木曜日恋ヶ窪市民プール11:00*無料どの地域からも参加できます。★愛依の風・たのしい語り塾新規開講!毎月月木金4~6日。★2018年、おはなし会・保育士研修・わらべうた・絵本・素話講座、ご依頼お待ちしております。 全国どこへでも参ります!プログラムや形式などお気軽にご相談ください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              

火曜の会便り♪

2013年06月25日 | おはなし会・語りの会
第4火曜日は、「火曜の会」

文学語りの会です

3月から読んでいるのは、山本周五郎『柳橋物語』
きょうから、中篇に入りました。1~4章まで読みました。

大火で祖父と、幸太を失い、
うろうろ赤子を抱き、さ迷うおせんは、自分が誰かも、何があったのかもわからず白痴のようになっています。

勘十とお常の夫婦は、そんなおせんを、大火で亡くした妹と重ね、
可哀そうに思い、自分のところへ住まわせ、面倒を見てくれます。

そうしている間に徐々に記憶も取戻し、
契りを交わした庄吉、自分を助けてくれた幸太、助けた赤子のこといろいろ思い出していくのです。
しかし、そんなおせんにまた辛いことが起きます・・・。

中篇の途中、次回は5章からです。


しかし、読んでいて一番思うのは、
「人情」「生命力」ということです。
文章に直接なくても、この「人情」が浮かび上がってくるのです。
辛いことばかりの連続だけれど、
人の呼びかう言葉からも、また、どんなところでも生き延びようとするたくましい生命力が
あちこちから湧いて出てくるようです。

辛く切なくなりながら、強い生命力に惹かれるように読み進めているような想いです。

朗読しているのでその息遣いに自分も耳澄ますことができ、
江戸にタイムスリップした楽しさも感じます。
小説と朗読のいいところでしょう。


次回は、また心揺さぶられることが・・・!!
お楽しみに

次回は7月23日(火)14:00~です。
『柳橋物語』中篇5章~


今日いただいた水ようかん。
2時間語った後、口に含むひんやりがすーっと、喉を潤してくれます。

上品でさらっとしておいし~~




水ようかんがおいしい季節ですね

水ようかんと『柳橋物語』合う~~~



読後の余韻は、人情だなぁ、このことば。

「何をするもんだおたがいさまさ」(本文より)

こんな気持ちをいつも持っていたい



久しぶりに、水ようかん流してみよ














明治神宮御苑より♪

2013年06月25日 | 散策日記
紫陽花の前に、どうしてもこちらから・・・と、
久しぶりに明治神宮の菖蒲田に行ってきました♪

緑木立の中を気持ちよく散策してきました。
やはり、都会の雑踏とは別天地です。



目前に開けてきた菖蒲田を見て、深呼吸。
ピークは過ぎてしまいましたが、
すくっと立った紫が、「ご機嫌麗しゅうございます」と迎えてくれたような気がしました。





花菖蒲の名がひとつひとつ、きれいで、うっとり。
やはり、一番いい時に来て、名前と合わせてもっと楽しみたかったと、心残りもありましたね。


さらに奥へと行くと、清正井。
加藤清正公の井戸。

とても美しい水。
見ているだけで、気持ちまで清らかに。



ここには、警備のおじさんが一人いました。
その方が魔法のようにかわいい四十雀を呼ぶのです。
おじさんが指をだし、右手をあげると、そこへ、四十雀がパタパタ、チョンってとまるのです!
何度も何度も。
驚きです!すごく羨ましいです。
こんな風に四十雀と友達になれるなら毎日でも通いたい!
四十雀、大の大の大好き!いいなぁ


それから、こんな子たちにも会いました



たぬきさん
びっくりしました!
人に、ほんとに良く慣れています。
こちらに近寄ってくるくらいです。
愛嬌がある子でした



「ポンポコ山に月が出た~ 私はかわいいたぬきの女の子~ おなかはちょっぴりでているけれど~
 かええってそれが魅力なの~」と

昔よく歌っていた歌が浮かんできました


わずか1時間半ほどの散策でしたが、
この都会の真ん中でも、深い深呼吸をできたのは間違いなく、
麗しい紫に、心酔いました。


とても楽しかったです


次は紫陽花だけれど・・・また、ちょっと遅いかな・・・