~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

絵本・素語り・わらべうた
ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

もろきゅうが食べたくなる本

2008年07月31日 | 絵本ひーらいた
『トチノキ村の雑貨屋さん』茂市久美子作 あすなろ書房


山の村に小さな雑貨屋さん「マルハナ商店」があります。
その店をきりもりしているおばあさんの名前は、花田サクラさん。
マルハナ商店には、いろいろな人が訪ねてきます。
春から冬へと季節ごとの、不思議な心温まる6つの出来事が描かれています。

その中の夏のお話は、「カッパの土笛」。
カッパの空太がお味噌を買いにマルハナ商店にやってきます。
梅雨の前の河童たちのお祭りにみんなできゅうりを食べるためです。
でも、あいにく味噌は売り切れ。
サクラさんは、自分で作ったなめみそを空太にさしだします。
その美味しいこと美味しいこと。
もろきゅう食べたくなりますよ
懐かしい故郷の匂いもします。
ぜひ、読んでくださいね。

 なめみそ:味噌にみりん、砂糖、酒を入れてねり、ゆずや昆布、山椒、などいれて作ります。

夏は本当にきゅうりが美味しい
体のほてりを鎮めてくれますね。
バリバリポリッっとね

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