~ストーリーテリング「愛依の風」ainokaze~

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ストーリーテラーやえはたのりこ(やえちゃん)の徒然便り

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Anniversaryから

2013年06月06日 | 日々徒然
今夜は、少し遅かったけれど、8時過ぎからトレーニングを受けてきました。
一日の終わりに、ヨガやストレッチで、体を整えるのは、非常に気持ち良いです


いつもは、ヒーリングミュージックのような音楽が、静かに流れてるのですが、
今日は、ちょっとアクティブだったこともあって、
Jポップのインストゥルメンタルが流れていました。

きついポーズをとっている時は、ほとんど、耳には入ってきませんでしたが、
寝転んで、ゆるい運動になって、リラックスのポーズになってくると、
メロディが耳に入ってくるようになり、ふと気づくと、ポーズしながら音を追ってしまっていました。

「ターラ ラーラ ラーラ ラーララ~」

「この曲、何だっけ・・・・?」

最後の方で、その歌手の声が浮かび、「あ~エリーね、 いとしのエリーか」

すごい有名、でもすぐにピンとこない・・・にぶいねぇ、私



「タラララ ラーララーララー」

「あれー、これは、何だっけ、私をあ~いしてる・・・えーと、誰のだっけ・・・?」

「思い出せそうで、思い出せない・・・」

メロディだけだとだめだわ~~。

頭の中で、何度も、「私をあ~いしてる・・・」が繰り返されて、
運動の後半は、ちょっと集中力が途切れてしまいました



トレーニングの帰り道、私は、まだ、あのタイトルを思い出そうとしていました。
だって、引っかかって気持ち悪いんですもの。
そこで、ちょっと口ずさんでみました。

「タラララ ラーラ ラーララー 私をあ~いしてる・・・ ララララ ラーラ ラーララー ・・・記念日・・・」

「あっ!そうかユーミンか!」

「Anniversary」 やっと思い出した!

「ありふれた~朝でも~私には記念日~♪」ね

やっぱり、歌詞がないとだめね~~~。





みなさんの中には、記念日っていくつありますか?

「記念日」というのも、人それぞれの想い出の日ですね。

切なくても、ハッピーでも、自分が生きてきた証ですものね。


大切にしたい記念日がある人は、とても幸せだと思います。

時間は過ぎ、どんどん季節が巡り、歳月が流れても、くっきりと残る記憶がある。

かけがえのない時を過ごし、そこに、心を懸けた自分がいる。

たくさん生きて、何度も、素敵な記念日を味わいたいですね


今日も、だれかの最高の記念日だったのですね。

そう思うと、なんだか、嬉しくなっちゃうな


今夜は、明日雨の予想ということで、空気が湿っぽく、風は、肌に冷たく感じました。
まだ、半そでのTシャツだけじゃ、寒いですね。


おやすみなさい
















 

梅雨の晴れ間に♪

2013年06月05日 | 日々徒然

梅雨入り出だしは、嬉しい晴れ間続きですね
小鳥の囀りも、楽しそうに聞こえます♪
やはり、今のうち、大きなものはせっせと洗濯しなくちゃ!ですね。


昨夜は、サッカー、最高に盛り上がりましたね
5大会連続! 日本、強いなぁ~~!!
世界最速でワールドカップ出場決定

日本のエース本田選手のPK、
目をむき出しにして、あんな蒼ざめたような、緊張した面持ちの本田選手、初めて見たような気がしました。
ズバッと真ん中に、歓喜~~~


選手のインタビューも、嬉しく聞きました

しかし、娘たちは、女子ですね~~。
娘二人、内田選手のアップを見ながら、

「うっち~かっこいいよね~~」とか「香川(選手)もかっこいい~」とか言ってまして、

私の、「スポーツ選手は、ユニフォーム姿がいいね」に、

   「ユニフォームじゃなくても、ふつうにかっこいいよ~~」 

でました、「ふつうにかっこいい・・??」

気になってます。 最近飛び交う、この「ふつうに」って言葉。


読書塾でも、時々手作りおやつを出しますと、・・・

 「どうかな?お口に合うかな?」と聞けば 

 「ふつうにおいしいです!」と元気に答えてくれます。

でもぉ、「ふつうにおいしい・・・・」


この頃、やっと慣れてきましたけどね。
この「ふつう」は「問題ない」というあたりで解釈すればいいのでしょうね。


言葉もいろいろ変化がありますね。
短縮したり、変形してみたり、複合がうまいのかな。
まぁ、一つの言葉のキャパが広くなった、豊富になったといえばいいのでしょうが、
ステキな言葉の語彙力が、少し、弱っているような感じもしますね。
ひらがなとかカタカナ表示を上手に使って、
言葉も暗号記号に置き換えが可能な今日このごろですから、
若者言葉も変わっていくのは仕方ないのですね。


中高生の古典授業、漢文授業大いに賛成、推奨派です
雅鮮やかな、心象豊かな言葉がいっぱいです

私の読書塾では、そういう素敵な文章の音読暗唱をたくさんやっています。
美しい言葉、文章に触れることは、良い風景に出会うのと一緒です。
貴重な経験ですもの。
古いと言われても、続けていくつもりです。

私がこうして、語りなどできますのも、小さい頃の、音読暗唱の絶対量が多かったからではないかなと、
今更ながら思っております。

さぁ、この時期、中高校生は、『山月記』です!

私は、この作品が、大好きであります。
今までも、語りの会で、何度も語っています。

読むのも難しいところでしょうが、
声に出して、しっかり読んでいくと、終には発狂し、虎になった主人公李徴の深い心の底の苦悩、葛藤、揺れを感じながら、
やがて、落ち着きと冷静さをもち、その難しい文章に慣れてきたころには、
心が澄みきって、その難解な文章が美しい響きとなっていくでしょう。

考えなくても、文章が、その響きが、『山月記』の意味を教えてくれます。
いい文章です。
高校生の現代文には非常にいい作品ですね





しかし、やはり、湿度の多い梅雨の時期、
お弁当も要注意の時期になりました。

お弁当の心得を守りながら、美味しく食べてほしいですね。



お弁当は、やっぱりやや濃いめの味付けになっちゃいますね。


今日は、これから、3年生教科書語りの『ゆうすけ村の小さな旅館』に、
語りの中で、色を付けていこうと思います。
私の見てきた風景を重ねながら。









愛読書♪

2013年06月03日 | 本の紹介いろいろ

また、読んでます。
私の愛読書と言えるでしょうね。

井上靖 『蒼き狼』

こういう生の息吹を感じる壮大な歴史ロマン!のようなものが大好きで、
小さな世界からポンっと抜け出すような気持ちで、大陸を疾風のごとく馬にのって駆け巡る~気分を味わうのです

本はいい。
まったく気分が変わる。
脳みそが甦るように思える。
色彩も豊かになって、実にいい気分になります。
簡単に言うなら、ハイになるのです

もう、何十回も読んでるので、好きなシーンは声に出しても読んでしまいます。

大好きな本を読むと、それを伝えたくなるのは、
これは、私の性分です
ストーリーテラーとしては、良い癖ですね。

今は、この話を、読書塾の中学生諸君にしています。
それから、学校訪問で、小学校の高学年生には、かっこいいチンギスカンという話ですることもあります。
話しすぎると、他の時間が無くなってしまうので、ほどほどを心がけていますが、
好きな本のことを語るときは、夢中で語ってしまいますから、
そうして、時間をたくさん使ってしまった後、私の逃げの台詞としては、
「これも、パーソナル語りといいます!」

しかし、私が、小中高生の頃よく読んだ本を話題にして、そのことで最初から盛り上がるほど、
子どもたちと読んでいる本が重なることはほとんどありません。
本当に寂しいことです。
『西遊記』や『水滸伝』も、日本もので『南総里見八犬伝』、児童書の分野か、『十五少年漂流記』など、
心躍るくらいワクワクドキドキするのに、読んでいない子どもたちがほとんどです。

でも、話はよく聞きます。面白いのがすぐわかるのです。
本の楽しさを伝えるのは、それほど難しくはないのです。
ただ、読む機会を得る、その時間を得ることを進んで作ることは、無意識ではできず、
努力しなければ作れない。そんな状況です。

中高生に愛読書はなんですか?
という質問は投げかけられるものだろうか?
目を輝かせて、それを教えてくれるだろうか?

読書は、まず、文字、文章に出会い、記憶と心の奥に留まり育ち、見果てぬ世界が広がります。
そこから得る深い感動は、知らぬ間に体に染みつきます。
そんな体験をたくさんしてほしいのですが、
今は、その機会が、子どもたちの大切な時間から奪われてしまっているように思います。

スマホや携帯はいつでも手に取る距離にあり、本はそうではないということです。

なぜ、そんな風な時代になっちゃったのでしょうねぇ。
情報を得る、情報を発信する、近況を報告する、それに応える、みんなそんなにスピーディーな方がいいですか?
小さな機械を見つめ下を向きながら歩き、まっすぐ前を向いて歩いている人が避けざるを得ないのも普通のこと、
景色を眺めるより、下を向く方がいいのですか?


細胞が若い諸君には、私は、安易に情報を得てほしくないと思っています。
チョンと検索して得られたり、チョンとそういうツールでつながったり、
つながっているのか、気がかりなのか、そんなに一度にいろいろしなくていい。

自分の足で歩ける範囲で、採取し、知恵を出して発見し、吟味し、考えて、やっとのことで得てほしい。
じっくり、ゆっくり、揺れないでいるには、余計なことには触れないことも大切だと思います。

その手で、しっかりページをめくって本を読んでほしい。
どんなにたくさんの名作品がスマホやPCで見られて読めても、
本で読むのとは違います。

音読したらわかります。
どちらが読みやすいですか?
どちらが間をあけて読めますか?
難しい漢字や言葉が出てきたとき、前後の文脈からどちらが想像できますか?
まとまりとして説得力があるのはどちらですか?

本は眺めていられるものではありません。
読むのと、見るのとは違います。



私の本棚のことですが、非常に古ぼけたもので、
その昔「ブリタニカ百科事典」がぎっしり詰まっていたものです。
すごく丈夫なので、ずっと使っています。

そして、その中にある本も、古いものが多いです。
確かに、私が高校生の頃買ったものくらいからのものが一番多いですから。

でも、読みたい時にそこに在ってくれるのはいいです。

私の場合、スマホを持つより、文庫を持つ方が持ちやすいです

せめて、中高生はそうである人が多いといいなと思います。

これからの季節、また、読み返すだろう本です。
高校生の時からの愛読書。

 ・小林秀雄『無常ということ』
 ・外尾悦郎『バルセロナ石彫り修業』
 ・夏目漱石『それから』『伊豆の踊子』『こころ』
 ・太宰治『人間失格』

ず~っと読んできて、なぜ、こうも好きなんだろうと思うと、
まずは、この難しさ、人と自然の息遣いと空気感、それからどの本にも、色が浮かぶ。
何度読んでも、自分の歳と共に、もっと深く美しくなっていく。何度読んでも飽きるということがない。
何度読んでも、深く心が動く。


若者たちに、たくさんの良い本に出会ってほしい。
人生の友となるような、そんな本。

心から願っています。
そこに力を注いでいきたいです

学校訪問、語り授業、がんばるぞ!













次女、体育祭♪

2013年06月01日 | 日々徒然
6月1日(土)

次女の中学校体育祭でした




梅雨入り後の貴重な晴天日にあたり、絶好の体育祭日和です

体育大好き少女の次女、
毎日応援歌を口ずさんで、この日を楽しみにしておりました。

私も、娘の黄団の応援歌のごとく「テンション(パンパンパン アゲアゲ~~)」で、
昨夜は、もちろんトンカツ!
お弁当は、黄色の卵ととりそぼろの二色弁当にしましたよ♪


娘の最初の種目が、プログラム1番100m第3走者とあって、
私も朝の最初から、黄色いTシャツを着て、応援に行きました


宣言通り1位でゴール



ニコニコ嬉しそうでした

もう、走って走って走りまくり、応援して応援して応援しまくる感じの中学校の体育祭。
若さとパワー漲る熱い体育祭。
伝統の応援合戦。
卒業生たちもたくさんやってきて、後輩にエールをおくり、
また、懐かしくその時の応援模様を語っている先輩たちの姿は、
本当に清々しく目に爽やか、そして、温かく映りました。

次女は、姉の時からその気風が大好きで、
体育祭で、応援歌を歌いまくる日を待っていたのです

応援歌は、5曲あって、いろいろに合わせて振り付きで歌うのですが、
娘がいい顔して元気に歌っているのを、何度も、ビデオカメラをズームして、
親バカで撮ってしまいました

そして、嬉しいことに、
黄団、優勝しました
娘にとって、素晴らしい一日になったことでしょう。
まさに、青春の1ページ


心も体も、どんどん成長していく多感な中学生時代ですが、
ひとつひとつ、情熱をもって、まっすぐ挑む!

いかに時代が変わっても、そんなシンプルな姿勢は大切にしてほしいと、
娘の無邪気な笑顔を見て思うのでした。


しかし、体育祭、やっぱり好きです!
いつも絵本や物語の中にいるように見えると思いますが、
根っこは体育会系の私です。

真剣に走る若者の姿、最高です