打越通信

日記ふういろいろ

朝焼けの桜島

2015-09-20 20:09:42 | 小旅行
ホテルは錦江湾に面した13階建ての結婚式が行われたところだった。
朝5時半に目が覚めると明けの明星が見える。
桜島の方向だがまだ暗くて金星だけが目立っている。
部屋はホテルの6階だった。
カーテンを開けると白々と明るくなり、目の前に朝焼けに桜島が姿を見せた。
妻を起こし指を差すと驚いたように飛び起きた。
ケータイで何枚も写真を撮っていた。



すぐに着替えてホテルを出て海岸の方に歩いて出かけた。
海岸は綺麗に整備されていてウォーキングをする人、ジョギングをする人、なんと釣りをする人で賑わっていた。



海岸縁を朝焼けに染まる桜島をみていると山の稜線がとても綺麗だった。
桜島の右奥には大隈半島、左奥には霧島の山々が見える。
桜島ももくもくと煙を上げている。
錦江湾に浮かぶ朝焼けに染まる桜島を見ているとさすが鹿児島にいることを実感する。



しだいに朝日が顔を出す。
ゆっくりと歩きながら桜島を見ているとラジオ体操の歌が聞こえてくる。
周りを見回すとあちらこちらでラジオ体操の準備をしているようだ。



中年の男性の近くに行き体操をすることにした。
女子高校生なのだろうか女の子2人も加わってきた。
雄大な桜島に登る朝日を見ながらのラジオ体操、こんなことがあるもんだと気持ちも高まる。
中年のおじさんにお礼を言って散歩の続きだ。
鴨池陸上競技場や鴨池野球場などある公園を散歩しホテルに戻った。

7時を回ったところだったのでレストランに入りバイキングだった。
量的に多いかなと思ったが何のことは無い、さつま揚げや玉子焼きなどお替りだった。
部屋に戻り最上階の大浴場でゆっくりと朝風呂に入る。
目の前の桜島を眺めながらの温泉はこれまた結構なものだった。
錦江湾を沖縄からのフェリーだろうか大型の船が接岸しようとしている。
チェックアウトは11時だったのでしばらく部屋でゆっくりとした。
帰りはゆっくりとオレンジ鉄道で海を眺めながら帰るのも良いね、と妻と話をしていると、娘が帰ってきているという。
あわててネットで予約をいれ12時40分のさくらで鹿児島を後にした。