打越通信

日記ふういろいろ

プチ登山

2016-02-28 19:52:51 | てくてく
ここ数日、家の整理やその影響でダウン気味だった。
久しぶりに雲一つ無い絶好の天気だ。
「ピクニックでも行こう」
と言って朝10時過ぎに家を出た。
特に行き先は無かったが阿蘇を目指す。
休日なので国57号線は混んでいる可能性があったので熊本空港方面から南阿蘇方面に出る道を選んだ。
途中、俵山の駅の道「萌の里」が見えたので休憩に寄ってみた。
駐車場は何とか確保出来たが人であふれかえっていた。



目の前に俵山(この時点では手前の山だと)が見えた。
数名の登山者が見えた。
駐車場から草原に刻まれた登山道らしき道を登っていく。



登山道の入り口には<3月6日 野焼きのため立ち入り禁止>の看板が掛かっていた。



とりあえず鉄塔が見えたのでそれを目指して登っていく。
いつもは平坦な道ばかり散歩しているので急な坂に早速足が堪えてくる。
下から見るとそんなに急には見えなかったが実際登ってみるとかなりきつい。
鉄塔まで何回休憩しただろうか。
ただでさえ運動不足の体だ、汗は噴き出して来るし足はガタガタだった。
妻も何とかついてきたがジャケットとセーターを脱いでいる。
手に持ったそれらを私のリックに詰め込んで上を見る。
まだまだ半分にも至っていない。
更に急坂を登る。
目の前に星が出てくるではないか。
そこからはホンの10m登り、休憩をとる、の連続だった。
体力のなさに情けなくなった。



大きな岩がある場所まで登ったがまだまだ頂上が見えない。
子供連れで登っている家族もあり、子供達は楽しそうだった。
子供でも登れるのだからと思うのだが足がついていかない。
妻も帰ろうなどと言い出す。
京都での鞍馬山登山を思い出す。
しかし彼女はこの言葉が出てからが強いのだ。



降りてきた登山服に身をつつんだ中年の女性がいた
「頂上まであとどのくらいかかりますか?」
と聞くと2時間くらいはかかるという。
指を指す頂上は遙か彼方の山だった。



とりあえず今登っている山(丘?)の頂上まで行ってみることにした。
頂上付近は稜線を歩くような感じで割と平坦だった。
石を積み上げたケルン(とういのか?)を見つけた。
とりあえずこの山の頂上らしい。
「ここまでがきついんですよね」
と言って一人の男性がその先の頂上を目指して登っていった。
しばしそこに寝ころんで休憩だった。
下りは足の置き場を確認しながらゆっくりと降りた。
時計を見ると13時40分、つまり2時間の登山だったわけだ。



物産館で弁当を買って頂いた。
美味かった。