打越通信

日記ふういろいろ

まさか熊本

2016-04-17 22:55:11 | 日記ふう
ブログを書いてやっと一日が終わった。
4月14日の夜9時半前の事だった。
妻が先に風呂に入りゆっくりしようとテレビをつけようかとした時だった。
ヒューヒューとケータイからかテレビからか緊急地震地震警報が鳴った。
数秒してゆっくりと、そしてだんだんと激しい揺れが起こった。
マンションの8階の揺れはまるでゆりかごに揺らされるような揺れだった。
それからテレビをつけるとNHKのニュース9をやっていた。
しばらくして地震の情報が出て、熊本が震源であること、そしてかなり強い地震である事を知った。



あわててケータイを取り息子と嫁に連絡を入れた。
しかし連絡は取れず、ジローさん妹や叔父などに連絡を入れるがすべてダメだった。
その後もかなり強い揺れが断続的に続き、テレビでは急遽地震に関する番組に切り替わっていた。
<マグネチュード7>とか<かなり強い地震>とかの表示に切り替わる。
画面には赤い枠で<緊急地震速報>の文字が次々に出る。
そのたびに強い揺れが続いた。
一時間くらいして嫁から連絡が入った。
どうも誰に連絡してもつながらず、私のケータイだけが繋がったようだった。
電話口では家の中のモノが散らばっている様子や、話している途中にも揺れが来ているようで
<怖いです!>といった悲鳴のような声が聞こえる。
しばらくして通話は切れたが心配で再びの連絡を待った。
こちらからも連絡を入れるがどこも繋がらなかった。
1時間ほどして再び嫁から連絡があったが何とか無事でいるようでとりあえずその日は夜明け前までそんな状態が続いた。
朝方再び連絡があり、少しは落ち着いていたようだったので、そのまま会社に出て様子を見ることにした。
定刻で会社を終わり、再び連絡を入れると余震が続いているようだが心配ないというので暗い中動くのはまずいと思いそのまま福岡にとどまった。
前日、ほとんど寝てなかったのでその日は夜の9時過ぎに布団に入った。
気がついたのはケータイの緊急地震速報だった。
しばらくすると前日とは比較にならないほどの揺れが来た。
これはまずい、と瞬間的に思った。
テレビをつけると再び熊本が震源だった。
マグネチュード7.3というとんでもない地震だ。
嫁から泣きそうな声で連絡が入った。
<もう家はダメです。今、近くの公園にいて周りはガスの臭いが立ちこめています。団地の人が次々と出てきてます>といった悲鳴に近い声だった。
夜明けを待って福岡のアパートを出て熊本に向かった。



熊本への帰り道でもクルマのテレビでは緊急地震速報が鳴りっぱなし、そのたびにクルマは揺れる。
・・・
疲れたので今日はここまで