打越通信

日記ふういろいろ

陥没事故

2016-11-08 20:24:45 | 日記ふう
朝出かける前にNHKのニュースで「博多駅付近で道路陥没」という言葉を耳にした。
気になってはいたが、通勤途中も何事もなく会社に着いた。
ドアを開けると同時に
「どうでしたか?」
と聞かれた。
何のことか、と思ったが陥没事故の事のようだった。
さっそくネットで調べてみると、何とも大規模な陥没事故だった。
場所は駅を隔てて反対側のすぐ近くだった。
ネットで動画を見てみると陥没する様子が映っていた。
まさか中国や韓国でもあるまいし、日本でこんな事故が起きるわけがないと思ったわけだが、事実はそうだった。
仕事場のビルは何事もなかったので仕事を始めていると、いきなり皆のケータイに異常音が鳴りだした。
開いてみると、避難勧告のエリアメールだった。
一人だけ遅れて呼び出し音が鳴っていた。
ソフトバンクのケータイだった。
それから事務所はあわただしくなり、現場近くのスタッフたちが事務所に詰めかけた。
どうも現場近くにビルは退去命令が出され、ビルに入ることが出来なくなったようだ。
停電になりエスカレータやエレベータ、電燈が止まってしまった。
それに倒壊の危険もあるそうで、避難してきたのだった。
ビルの上の階に行って外を見ると、5,6台のヘリコプターが飛んでいた。
仕事のほうは特に影響もなく、昼休みや午後3時、そして夕方になると再びヘリの爆音で騒々しくなった。
メディアの中継時間が来たのだろう。
時間帯によって空が騒々しくなる。
空港も近いせいかもしれない、頻繁に飛んでいた。



夕方近くになって管理会社のほうから通達が来た。
上下水の使用制限に関する通達だった。
トイレを制限されてしまった。
夕方会社を終えビルを出た。



いつもの風景だったが、高架下を出て駅の反対側に出た途端、いつもは明々と電気が点いたビルが暗く不気味な光景だった。
キッテビルやJRJPビルにも明かりは見えずひっそりとしていた。
駅も混雑しているだろうなと思いながらてくてくと帰った。



全国で地下鉄工事は行われているのになぜこんな事故が起きてしまったのだろうか。
ライフラインの障害や周りのビルの安全性など賠償額も大きくなるだろう。
緊急工事で埋め戻すと言っているが、それだけでホントに大丈夫なのだろうか。
そんな気がしてならない。