打越通信

日記ふういろいろ

セブ島初日

2016-11-28 22:17:33 | 旅行
娘とは3か月ぶりの再会だった。
こんな町でこんな形で会うなど思いもしなかった。
でもセブが気に入っているようで、物価がかなり安い事、人がフレンドリーで優しい事など元気そうな顔をして多弁になった。
行きつけのレストランに連れて行きたいというので店を出た。
すると<ちゃんとついて来て>と言いながらクルマでごちゃごちゃした道を渡りだした。
クルマが途切れるちょっとした隙に割り込んで道を渡りだす。
クルマに手を挙げて止まってもらう隙にあっという間に道を渡る。



手を挙げたと思ったらジプニーを止めて乗り込んだ。
私たちも乗り込むと目の前にはたくさんの人が珍しそうに私たちを見ている。
娘は財布から小銭を取り出すと隣に座る人にお金を渡していた。
お金を渡された人は隣の人に渡し次々と手渡しで最後は運転手に渡るのだ。
しばらく走ると娘がコインで屋根にあるパイプをカチカチと鳴らしていた。
さあ着いたよとばかりにバスを降りる。
娘が言うにはどこまで乗っても7ペソだそうだ。
1ペソがだいたい2円ちょっと、だから一回乗って14,5円くらいなのだろう。



レストランは一応冷房が入ったちょっとした小屋の雰囲気だった。
メニューは娘に任せ、しばらく話し込んだ。
こちらの一般的な人の月収は2~3万円くらいだから人前で大きなお金は見せないようにすること、あまり気取った服装は目立つので目立たないようすること、スリに気を付けることなどなど、話してくれた。



料理はフィリピン料理のようで見た目には辛そうな料理だが、そうではなかった。
鳥の空揚げのようなもの、焼きナスのようなもの、そしてなんだろう色々な物が入った炒め物?のような料理が出てきた。
食ってみると意外と美味い。
辛さは全くなく、どちらかといえば甘い味付けでかなり濃い味だ。
ライスはポロポロとしたタイ米のようで、日本のねっとりとした米ではない。
しかしこちらの料理にはこれが合っているようだ。
朝食もあまり入らなかったのでこれはおいしく頂けた。
今からどこに行こうかと娘は考えていたようで動物園にいくことになった。
タクシーに乗り約30分ばかり山道に入る。
これまた<ゴミ屋敷>の連続で舗装もしていないようなところをタクシーは走る。
タクシーを降りるとき迎えのタクシーも拾えそうにもない。
娘が運転手と話をして待ってもらうようだ。
動物園の入り口も小銃を持ったガードマが立っていた。



園に入ると気の良いおじさんがついて来て、サルやワニ(アリゲーター)鳥(名前は忘れた)を説明してくれた。



ワニに乗れと言うがとても・・・と思っていると娘がまたがって面白がっていた。
気の良いおじさんが英語で説明してくれるのだが、分かるんだね雰囲気で・・・。
しばらく動物園で過ごし、待たせたタクシーで次に向かった。
書いていると長くなるので、続く。