朝3時過ぎ目が覚めた。
山笠の追い山の日だということは知っていたが、行こうか行くまいか迷っていた。
何故かというと人が多くて混雑するところは苦手だからだ。
4時過ぎに家人も起きて来たので思い切って出かけることにした。
美野島を出ててくてく歩いていると住吉神社あたりから人の数が増えてきた。
キャナルの横を通り「かろのうどん」あたりでは交通規制がされていて人ごみが出来ていた。
とても最前列に行くことは出来ない。
川端商店街入り口の横から櫛田神社に入った。

神社に入ると出店が並び多くの人で賑わっていた。
境内の場所図を探し見物場所を探したがどこにも人の輪が出来ていて後方から見るしかなかった。
初めて山笠を見物したのは、社会人になって静岡県のリゾート施設(妻恋)で研修を終え、福岡で3ヶ月間のメーカー預かり研修のときだった。
メーカーの人に誘われて一緒に行った。
その時はすぐ目の前を山が通って行った記憶がある。
もう数十年も前の事だ。
博多に住み2度目の山笠だが、追い山見物はあれ以来の事だった。
取った場所は山留めの近くだった。
肉眼で見る男たちの顔は真剣で凄みがあった。
しかしカメラで見えるのは人の頭とスマホを頭上にあげた手だけだった。
あららと思いながらも一眼レフを取り出しライブビュー撮影に切り替えた。
1番山のスタートが近づきカメラを頭上に高く上げ撮ってみたが観客の手と頭とスマホしか映っていない。
場所を変え格子戸の隙間から狙う。
斜め撮影が出来ないため正面に狙いをつけ、山が通る瞬間を狙った。
ISOを最大にあげて撮ったがシャッタースピードが遅すぎて山がぼけてしまう。
山がくるたびにシャッターを押していたが一枚だけ突然横からスマホが現れた。

ピントが合ったスマホにピントが合った山が撮れた。
格子戸の隙間から山が回る様子を撮ろうとしたがポールや格子戸が邪魔になる。

格子戸から覗き見するような写真しか取れなかった。

櫛田神社を出て川端商店街を抜け昭和通りに出てみた。

昭和通りは交通規制が敷かれ遠くに過ぎ去った流れの後ろ姿があった。

反対側の車線では街中を練り歩く神輿の軍団が通っていた。
時計を見ると6時前だった。
すっかり明るくなった道を自宅に向かった歩いて帰った。
山笠の追い山の日だということは知っていたが、行こうか行くまいか迷っていた。
何故かというと人が多くて混雑するところは苦手だからだ。
4時過ぎに家人も起きて来たので思い切って出かけることにした。
美野島を出ててくてく歩いていると住吉神社あたりから人の数が増えてきた。
キャナルの横を通り「かろのうどん」あたりでは交通規制がされていて人ごみが出来ていた。
とても最前列に行くことは出来ない。
川端商店街入り口の横から櫛田神社に入った。

神社に入ると出店が並び多くの人で賑わっていた。
境内の場所図を探し見物場所を探したがどこにも人の輪が出来ていて後方から見るしかなかった。
初めて山笠を見物したのは、社会人になって静岡県のリゾート施設(妻恋)で研修を終え、福岡で3ヶ月間のメーカー預かり研修のときだった。
メーカーの人に誘われて一緒に行った。
その時はすぐ目の前を山が通って行った記憶がある。
もう数十年も前の事だ。
博多に住み2度目の山笠だが、追い山見物はあれ以来の事だった。
取った場所は山留めの近くだった。
肉眼で見る男たちの顔は真剣で凄みがあった。
しかしカメラで見えるのは人の頭とスマホを頭上にあげた手だけだった。
あららと思いながらも一眼レフを取り出しライブビュー撮影に切り替えた。
1番山のスタートが近づきカメラを頭上に高く上げ撮ってみたが観客の手と頭とスマホしか映っていない。
場所を変え格子戸の隙間から狙う。
斜め撮影が出来ないため正面に狙いをつけ、山が通る瞬間を狙った。
ISOを最大にあげて撮ったがシャッタースピードが遅すぎて山がぼけてしまう。
山がくるたびにシャッターを押していたが一枚だけ突然横からスマホが現れた。

ピントが合ったスマホにピントが合った山が撮れた。
格子戸の隙間から山が回る様子を撮ろうとしたがポールや格子戸が邪魔になる。

格子戸から覗き見するような写真しか取れなかった。

櫛田神社を出て川端商店街を抜け昭和通りに出てみた。

昭和通りは交通規制が敷かれ遠くに過ぎ去った流れの後ろ姿があった。

反対側の車線では街中を練り歩く神輿の軍団が通っていた。
時計を見ると6時前だった。
すっかり明るくなった道を自宅に向かった歩いて帰った。