打越通信

日記ふういろいろ

初春の実家で思う事

2018-01-09 20:22:21 | 日記ふう
年の初めも今年は例年と少し違う気がする。
年末の慌ただしさも、年の瀬の緊張感というのか雰囲気というのか、あまり感じなかった。
正月もそれとなく過ごしてはいたが、気持ち的には昔のように華やいだ(いやいや新しい区切りのような)感覚ではなかった。
ただ一日が、一週間が流れて行った感じだった。
正月は実家のほうには帰れなかったので正月明けの連休を利用して帰省した。
そういえば去年もほとんど帰省することが出来なくて、久しぶりの帰省となる。
甥っ子のジュンが住んでいてくれる甘えなのかも知れないが、それよりも福岡からは気持ち的に遠くなってしまったのが原因なのかも知れない。
久しぶりに帰る実家は変わりなく、生い茂った草木が迎えてくれた。
庭の芝生も親父が手入れしていた頃の姿はすでになく、びっしりとはびこった雑草や苔で哀れなものになっていた。
特にイネ科の雑草が群生していて、これには頭を抱えている。
畑の方も前回帰省して途中になっていた草刈の状態がそのまま残っていた。
おまけにイノシシらしき跡で畑には大きな穴が出来ていた。
「どうせなら畑全体を荒らしてくれれば」
と思ってしまう。



早速、草払い機を取り出して草刈の続きを行う。
娘と妻は家の中の整理にかかった。
燃えるものは畑に出して枯草と一緒に燃やした。
家の中も何から手を付ければ良いのかわからないようで、とりあえず捨てるものとそうでないものを選別するしかない。
新年のあいさつ回りもしなければならないが、明日は雨なので今日のうちにできる作業はしてしまうことにした。
庭や畑の方はなんとか切るだけは切って、切った後の草木をかき集める途中までで作業は終わった。
畑の方は一度耕運機を入れて耕すだけでも除草の効果は違うのだけど・・・。
庭の方もイネ科は根が深いので一度根から取り除いて、砂を入れ新しく芝生を張りたいと思っている。



夕食にジュンがローストビーフとポテトサラダを作ってくれた。
久しぶりに会う娘とジュン(従妹同士)夜遅くまでサラウンドシステムとプロジェクターによる映画鑑賞をしたようだ。
翌日はジュンは朝早く仕事に出かけた。
私たちは近所の挨拶周りをして福岡に戻った。

やりたいことはあるのだけど、なかなか距離と時間が無い。
今年は親父の7回忌でもあり、そろそろ実家の整理も本格的にやろうと思っている。
博多の生活もそろそろ見切りをつけて次の方向を模索はしているが、なかなか進んではいない。
それが上記の気持ちになっているのかもしれないな。
今年は少しずつ実家の整理をしながら、考えて行こうと思っている。
そういえば、確か去年もそのような事を考えていたような気がする。