打越通信

日記ふういろいろ

櫛田宮で思う事(追い山の日)

2020-07-15 19:31:56 | 日記ふう
昨夜は割と早めに寝つき、午前2時半頃に一度目が覚めた。
どうしようかと考えたが、そのまま寝てしまった。
ゆっくりめに起き、ゆっくりめに朝食を食べ、ゆっくりめに櫛田さんに向かった。
黒い雲が立ち込め、しばし霧雨が降り、気温は肌寒い(25度ないな)。
本来であれば博多祇園山笠の最終日、追い山笠の日に当たる。
娘もこれに合わせて帰省したわけでもないのだが、一緒に散歩に付き合ってくれた。



境内に入るとすでに山笠関係の行事(午前3時)は終わっており、飾り灯篭などは取り外され、いつもの櫛田宮の風景だった。
ただ、番外編として、ここ櫛田宮だけの飾り山だけが新しく公開されていた。

「清正公虎退治誉(せいしょうこうとらたいじのほまれ)」



うれしいことに肥後国(熊本県)に馴染みがあり、加藤清正と言えば朝鮮出兵の際の虎退治が有名である。
難攻不落の熊本城を築城した名手でもあったのだ。

見送りは
「桃太郎鬼退治誉(ももたろうおにたいじのほまれ)」



<昔々、ある所にお爺さんとお婆さんが住んでいました。お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に出かけました。
ある日、お婆さんが洗濯をしていると、川上より大きな大きな桃が流れてきました。その桃を拾い上げて家に持ち帰り、桃を包丁で切ると、中から男の子が出てきました。
その男の子の名前を『桃から生まれた桃太郎』と名付けました。>

と始まるおなじみの「桃太郎鬼退治」の一場面だった。
人形師は両方ともに中村弘峰(新進気鋭の人形師)とあった。



境内はいつもの静けさで、あっかんべー?!の風神様も相変わらずひょうきんな表情を見せていた。
公式サイトの発表では
<本年の行事遂行を断念し来年に延期する>
つまり中止ではなく延期という事だ。
コロナが落ち着き、疫病退治の祭りが2倍になって帰ってくる、と思っていいんだな。
ぜひともそうなってほしいと願う。


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