正月休みの休みと言った感じの3連休はありがたかった。
福岡での初詣を終え、熊本に向かった。
着いたのは夕方、暗くなってからだった。
相変わらず友達関係のような息子夫婦を見ていると、しばらくは新しい家族の登場は先になりそうだ。
高校時代からの付き合いだからもう10年以上になる。
それかな、と思うがしょうがないか。
息子は新しいクルマを買うとはしゃいでいる、
今のクルマはどうするのかと思いきや、嫁がそのまま乗りたいという。
そんな話は勝手にしてくれ。
翌日は実家に向かった。
正月に行きそびれたのでこの3連休にはと思っていた。
熊本の家から約1時間、実家は無事に建っていた。
甥っ子のジュンが親父と喧嘩して家を飛び出して住み着いていた。
この町の職員(公務)をしている甥っ子は、都会暮らしを蹴って小さなこの故郷に帰ってきた。
性格も、まあ恰好もそこそこなのだがまだ彼女がいない。
家の中は相変わらず片付いてはいなかった。
しかしリビングに行ってみると巨大なスクリーンにスピーカーやウファーが置いてあり5.1のサラウンド環境が出来上がっていた。
生きていれば父が、定年したら私がと思っていたことだった。
その夜はネットで視聴できる映画を迫力ある映像と音で過ごした。
実家の周りは親せきが取り囲むような環境で、さっそく新年のあいさつ回りだった。
再来年には米寿を迎えるという元気のいいおばさんや脳梗塞でリハビリ中のおじさん、そして本家のおじさんたちだ。
本家のおじは朝から酒を飲むような豪快な人柄で、おばは酒を嫌がっていた。
断酒をしている私に異様に興味があるようで、得々と酒の怖さや、いかに周りに迷惑をかけているのかを説教してしまった。
酔って自分は忘れているが、その間に他人には不愉快と迷惑をかけている事、しかし本人はすっかりと記憶が飛んでいて迷惑をかけたことを忘れ悪気が全く無く、それが一番太刀が悪いことなどだ。
おじは小さくなったように正座をして聞いていた。
おじには悪かったが酒で苦しんだ経験から少し真剣になってしまっていたようだ。
おじといっても私の祖父の兄弟(末弟)なのだ。
はっと我に返り、おじにとんでもないことを口にしたことをわびた。
しかし、おじは私の真剣さに恥じたように赤い顔をして<ありがとう>と小さな声で言った。
思い起せばここは祖父と祖母の地なのだ。
そんな祖父たちを事を考え、責任感のあった父たちは定年してこの地に住んだ。
私にとってはどういう所になるのだろう。
もう祖父も父母もいないこの地なのだ。
それを考え続けている。
そんな心境で氏神である実家の神社にお参りをした。
境内には神社建立の記念碑に父の名前を見つけた。
なぜか懐かしさを覚え、やさしい気持ちになった。
甥っ子のジュンは東京という大都会からこの地を選んだ。
私はどうすべきなのか・・・。
福岡での初詣を終え、熊本に向かった。
着いたのは夕方、暗くなってからだった。
相変わらず友達関係のような息子夫婦を見ていると、しばらくは新しい家族の登場は先になりそうだ。
高校時代からの付き合いだからもう10年以上になる。
それかな、と思うがしょうがないか。
息子は新しいクルマを買うとはしゃいでいる、
今のクルマはどうするのかと思いきや、嫁がそのまま乗りたいという。
そんな話は勝手にしてくれ。
翌日は実家に向かった。
正月に行きそびれたのでこの3連休にはと思っていた。
熊本の家から約1時間、実家は無事に建っていた。
甥っ子のジュンが親父と喧嘩して家を飛び出して住み着いていた。
この町の職員(公務)をしている甥っ子は、都会暮らしを蹴って小さなこの故郷に帰ってきた。
性格も、まあ恰好もそこそこなのだがまだ彼女がいない。
家の中は相変わらず片付いてはいなかった。
しかしリビングに行ってみると巨大なスクリーンにスピーカーやウファーが置いてあり5.1のサラウンド環境が出来上がっていた。
生きていれば父が、定年したら私がと思っていたことだった。
その夜はネットで視聴できる映画を迫力ある映像と音で過ごした。
実家の周りは親せきが取り囲むような環境で、さっそく新年のあいさつ回りだった。
再来年には米寿を迎えるという元気のいいおばさんや脳梗塞でリハビリ中のおじさん、そして本家のおじさんたちだ。
本家のおじは朝から酒を飲むような豪快な人柄で、おばは酒を嫌がっていた。
断酒をしている私に異様に興味があるようで、得々と酒の怖さや、いかに周りに迷惑をかけているのかを説教してしまった。
酔って自分は忘れているが、その間に他人には不愉快と迷惑をかけている事、しかし本人はすっかりと記憶が飛んでいて迷惑をかけたことを忘れ悪気が全く無く、それが一番太刀が悪いことなどだ。
おじは小さくなったように正座をして聞いていた。
おじには悪かったが酒で苦しんだ経験から少し真剣になってしまっていたようだ。
おじといっても私の祖父の兄弟(末弟)なのだ。
はっと我に返り、おじにとんでもないことを口にしたことをわびた。
しかし、おじは私の真剣さに恥じたように赤い顔をして<ありがとう>と小さな声で言った。
思い起せばここは祖父と祖母の地なのだ。
そんな祖父たちを事を考え、責任感のあった父たちは定年してこの地に住んだ。
私にとってはどういう所になるのだろう。
もう祖父も父母もいないこの地なのだ。
それを考え続けている。
そんな心境で氏神である実家の神社にお参りをした。
境内には神社建立の記念碑に父の名前を見つけた。
なぜか懐かしさを覚え、やさしい気持ちになった。
甥っ子のジュンは東京という大都会からこの地を選んだ。
私はどうすべきなのか・・・。
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