打越通信

日記ふういろいろ

唐人町商店街

2020-07-16 19:11:06 | 写真投稿
朝から散歩して朝食をとってから再び眠りに入ってしまった。
目を覚ますと昼食という変な始まりだった。
別に体調が悪いわけでもないのだが、天候のせいかな。
7月も16日といえば、もう中旬なのに<梅雨が明け夏の始まり>といった気配すらない。
昼飯を食ってふらりと出かけてみた。
かつて社会人になり、静岡県掛川のつま恋というレジャー施設で1カ月間の研修、地元に戻ってきてから福岡のメーカー研修で3ヵ月間、西公園の古びた旅館にお世話になった。
一度訪れてみたが、それらしき旅館のあとは無く、マンションが建っていた。
再び訪れることにした。
古き記憶をもとに唐人町商店街を目指す。



黒門橋の袂に古くは旅館だったのか由緒ありそうな建物があった。
商店街はそのちょっと先から始まっている。
アーケード街になっていて細長い通りが続く。



中に入ると今の時代とはかけ離れた、昔懐かし空間が広がっていた。



奄美大島とどういった関係があるのか知らないが、アンテナショップのような空間があり、ベンチで飲み物を飲みながらくつろいでいる方々がいた。
商店街は魚屋、肉屋、八百屋などどこにでもある店が並んでいるが、どういうわけか雰囲気がレトロだった。



横道にもいろいろな店があるようだ。
人の流れで横道に入ってみると、スーパーがあった。
美野島(私が今住んでいる場所)にもあるマミーズというスーパーだった。
品揃えは全く同じなのだが、商店街からの入り口だけでなく、表やマンションの一角にも出入り口があり意外な存在のようだ。
まるで商店街に溶け込むような作りになっていた。
商店街の先まで(そんなに長くはなかった)歩いてみたが、正面にはお寺の門があった。
横の路地は狭く、クルマが一台やっと通れるような道で、古い住宅街とマンションが入り組んでいるような街並みだった。
そういう意味では今私が住んでいる美野島に近いのかもしれない。



この商店街は唐津街道に発展したとネットにある。
歴史は古く400年というからすごい。
<唐人町商店街の「唐神さん」は"闘神"すなわち闘いの神です>
江戸時代には鬼才の軍師といわれる官兵衛が 過ごした地だそうだ。
古くから中国からの窓口として基礎が置かれここから遣隋使などが派遣されていたそうだ。
いま福岡市が目指す「アジアのリーダー都市」「FUKUOKA NEXT」
そういう構想の原点はすでに400年前に出来ていたことになる。


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