打越通信

日記ふういろいろ

夏草の日

2016-07-31 20:17:27 | 日記ふう
久しぶりの2連休だった。
金曜日の夜から熊本に帰ろうかと思ったが、朝早く出れば何とかなるだろうとやめにした。
嫁とも休日が会い、実家の草刈りに一緒に行きたいと言っていた。
土曜日、朝7時に福岡を出て8時半には打越の自宅に着いた。
すでに用意が出来ていたようですぐに水俣の実家を目指した。
高速から南九州自動車道に乗ると終点まで1時間くらいで着く。
10時半には実家に着いた。
庭の草たちは背の高さくらいまで伸びていた。
今年は確か3月に一度刈って綺麗にしたはずだが、4ヶ月でこんなになってしまう。
さっそく草刈り機を取り出して刈り始める。



親父が動けなくなってからだからもう20年近く庭や畑の草刈りをしている。
福岡に住むようになってまったく遠くなってしまい、手を入れる暇がない。
しかしお盆までには綺麗にしなければご先祖様に申し訳ないという気持ちがあり、幸いにも嫁もその考えがわかってもらえ、いやいやながら付いてきた妻だけが金魚の糞だった。
草刈り機にガソリンを入れ、エンジンを起こす。
まあ草の背丈は高いけどこの広さなら2時間あれば何とかなる。
草を刈りその後を嫁がレーキーでかき集める。
「その辺に積んどいて」
と言う。
妻は積まれた草に火を着けようとする。
しかしなかなか点かない。
しかし暑い。
10分も作業をすると汗が噴き出し、休憩を入れる。
ノンアルのビールを数本とスポーツ飲料を数本買ってきていて、それを飲む。
10分の作業に20分の休憩だ。
いよいよ背の高い草を刈る。



刈るたびに草刈り機に草がまつわりつき、それを取るためベルトから外し絡まった草を取り除く。
草刈り機の使い方も久しぶりで手こずってしまっている。
手前から少しずつ苅りて行けば良いことを思い出し、それからは絡みは無くなった。
しかし暑い、そして日が登るにしたがって草が乾燥し切れが悪くなる。
おまけに草刈り機の刃もつぶれてあまり切れない。
結局、昼食を入れて午後4時近くまでかかってしまった。



積み上げた草が山になった。
ちょうどこの日は猛暑日だったようで、草苅り自体はそんな重労働ではないが、暑さが応えた。
今年は8月11日が「山の日」で休日になるようだ。
7月の海の日、8月の山の日、今日は「草の日」なのかな?



いやいや我が家では「夏草の日」と命名した。


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