AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

ハングに良いコンディションになりました

2005年11月22日 | 仕事
 今日も飛べそうだと衣笠山へ。11時ごろはパラに少し強い風になっていましたが、Aさん&Kさんはテイクオフ。私はハングのセットアップを終えて、さらに風が強まった11時半ごろテイクオフしましたが、パラで飛ぶならば高性能機じゃないとマズイと思ったので、遅れておいでになった西尾のNご夫妻に「奥さんはやめたほうがイイですよ~」と声をかけてソアリング続行。周囲を見ると、それまで飛んでいたパラの人は全員ランディングに向かって行くので、やはり限界に近い強さの風になったようです。
 飛んでいるのは私一人だけになってしまいましたが、ハングには良い風なので、高度を上げることに専念。この初級機ハングでも海抜450m以上まで上昇でき、山頂南側の滝頭公園や、南西方向の葦ヶ池もよく見えるようになったのでカメラで撮影をしましたが、残念ながら昨日のように澄んだ青空ではなく、大気が霞んで視程も悪い、撮影には不向きな日和です。
 1時間ほど経過してそろそろ降りようかなと思い始めたところで、Nご夫妻のご主人が機体を広げて準備を始めたのを確認。私のいる高度は強風だけど、テイクオフは風が弱くなったのかな?…と思いながら高度を下げてみましたが、低高度もやっぱり強風のようです。でも、個人の技量や機体性能によっても限界は違うのだし、Nさんなら平気なのかな? とはいえ、やっぱりかなり強風のようで、何回も立ち上げに失敗して苦労されています。それでもめげずにリトライして結局テイクオフ。う~ん、スゴイ、軟弱な私ならばまず、2回失敗した時点で飛ぶのはやめてしまうでしょう。私のいる山頂方面の空域にNさんが移動してきて、調子よさそうに飛んでいるのを確認したのでランディングすることに。約1時間半の飛行でした。
 早めにショップに戻ったところで、去年から故障していたエアワークの自動ドアを、直せるかどうかAさんが見てくれることになりました。Aさんは定年までの長年にわたり、某大手電気メーカーに勤めておられたこの道のプロです。ドアを開閉させるためのスイッチである感圧式マットが故障していたのですが、裏技(?)を使って修理していただけました。おお~、久しぶりに手動ドアから自動ドアに復活! 手で開けなくてもドアが開く!(本来は自動ドアなので当たり前なんですが、久しぶりなので感動する私)Aさん、どうもありがとうございました。
 というわけで、エアワークの「手動式自動ドア」に慣れてしまった皆さん、これからはドアが、以前のように勝手に開きますので注意してください…って、何に注意するのだ?
 画像は、強風時のランディングのため、風下に引きずられないように私に逮捕された…じゃなくて確保されているNさんです。