AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

とうとう西高東低になるようです

2005年11月28日 | 仕事
 朝方はソアリングできそうな風だった衣笠山ですが、お昼に近づくにつれて穏やかになり…結局は午後2時頃にハングで1本すっ飛んでエアワークに帰ってきました。毎日飛べていた衣笠山も、天気図を見ると今晩は寒冷前線が通過して雨が降って、明日からしばらくは西高東低の気圧配置でかなりの強風でしょうか。
 でもこの一週間、けっこう私個人の楽しみとして、とくにハングで飛ぶことができ、久しぶりに蔵王山でも飛ぶことができ、仕事とは関係ない部分での個人として有意義な時間を持つことができました。蔵王山でハングで飛び始めた10代の頃のことも、だれも教えてくれる人がいないパラグライダーでの飛行を、ハングの知識・経験をもとに置き換えて我流で飛ぶようになった20代の頃のことも、ともに本当は最初は恐々やっていたことを忘れないように、謙虚に継続していきたいと思います。その、謙虚になる…というのが、実は一番むずかしいのかもしれませんが。
 パラグライダーというスカイスポーツのおかげで、高齢者も空を飛ぶようになった昨今ですが、その方々が「あと何年、飛べるのかな…」とおっしゃるときがあり、自分もいずれそう思いはじめる時期が来るのでしょうか。ウチの父親が今年、齢76歳にして、自分の判断で危険を感じ、自動車の運転をやめました。生活のうえではとても不便になったことでしょうが、その判断・決断には敬意します。私は現在40代ですが、あと何年これを仕事としてすることができ、あと何年趣味として継続できるのでしょうか。「生涯現役」…というのも、仕事や遊びの種類によるでしょうが、実際にはありえないですもんね。好きだからやるということと、それをやることが周囲から許されることとは別でしょうし。
 画像は、蔵王山の展望台駐車場から撮った、衣笠山方面に沈む夕陽です。展望台にエアワークの案内書を置かせてもらっているので、それの補充のためにたまにここを訪れます。気象条件に恵まれたとき、日本のシンボル(?)である富士山が見えることがあります。この展望台にあるレストランは長期間にわたり閉店していましたが、リニューアルして今月から復活。フランス料理のランチやディナーコースが楽しめるようになったそうです。利用してあげてくださいね。たまに夜この山に登ることがありますが、展望台からの夜景がとてもきれいです。