AIRWORK日記

愛知県渥美半島の パラグライダー&ハンググライダースクール 「エアワーク」の日記です。

午後からソアリング

2005年11月14日 | 仕事
 11時過ぎに岡崎のハングのHさんがエアワークに到着、いっしょに衣笠山へ。朝方はハングで飛ぶのにもちょうど良い強さの風が吹いていたのですが、テイクオフに到着してみるとパラでも弱い風になっていました。私とHさんはゆっくりハングをセットアップして、風が強まるまでウエイティングすることに。すると昼過ぎにAさんが到着しましたが、皆勤賞コンビの片割れ(?)の名古屋のKさんは、今日は飛ぶのはお休みだそうです。
 午後2時ごろになって少し風が出てきたところでAさんがパラでテイクオフ。続いて私とHさんもハングでテイクオフ。穏やかな風なので、パラで飛んだほうが良かったかな?…と思いながら、テイクオフ地点上空で高度を220mまで獲得し、その後は山頂に移行してソアリング。丁寧に飛んでも山頂と同高度までの上昇なので、やはり穏やかな風です。
 それにしても、上面・下面ともグレーのHさんの機体は、今日のようにオーバーキャスト・曇天の日は特に、空や山の背景に溶け込んでしまい、いっしょに飛んでいても見つけにくい。Hさんの機体は高性能なので、たいていは私の機体より上空を飛んでいるわけで、あまり気にしなくても良いのかもしれませんが、やっぱり習慣でいつものように対空警戒をして、見つけるまで周囲を見回し続けるので、とても首が疲れてしまいました。実機のように、グリーンとレッドの翼端灯を付けてフラッシュさせる…わけにはいかんですわね。
 画像は、日没近くになってランディングしたHさんの機体です。こらこら、早く機体をたたみなさい、本当に日が暮れてしまう。結局、Hさんの車を回収して、帰途についたのは午後5時20分、あたりはすっかり暗くなっていたのでした。もう少し飛んでいたかったけど、日没時間がほんとに早い。

最後は強めの風になりました

2005年11月13日 | 仕事
 武豊のS藤K次さんの電話で起床。ショップの外に来ているので、中に入れてほしいとのお電話でした。時計を見るととっくに午前8時を過ぎており、昨夜の忘年会の飲みすぎで朝寝坊しちゃったのでした、すいませんSさん。
 衣笠山へ到着すると北北西の風。これはテイクオフがやりづらい風向ですが、皆さん次々とテイクオフして上昇・ソアリング。私もハングで1時間弱フライトし、その後は送迎・回収要員に。風は正午ごろに穏やかになり、いったん全員がランディング。本日はこのまま終わってしまうのかと思いましたが、その後またソアリングコンディションに。
 午後2時過ぎに、ランディングを訪れた人がパラの体験飛行を希望してくれました。その時にはパラで飛ぶのには強めの風が予想されたので、AさんとMヤスさんにアンカーをお願いしてテイクオフへ。強風に備えて鉛のウエイトを10kg積んで、アンカーのお二人にパッセンジャーのハーネスを持ってもらって機体を立ち上げると…予想以上に強風で、振り向いたとたんに私とパッセンジャーは仰向けに転倒。パッセンジャーは私の上に倒れていて重いのですが、Aさんたちはしっかり確保してくれているし、機体は正常に立ち上がっているので、ブレークを軽く引くと風の力で自然に起き上がれてテイクオフ…できたのは良いのですが、やっぱり強風で前進できないので、すぐにトリムを全開にして最高速度まで加速。機体はジワジワと前進を始めましたが、あまり余裕はないのでランディングを決意。高度も上げたくないのですが、最高速度で直進しても海抜260メートルまで上昇。そのためさらに風が強い空域に進入したようで、また対地前進速度が遅くなりましたが、なんとか前進しているので翼端折はせずそのままランディング方向へ。体験パッセンジャーのKさんは北海道の人で、こちらへは最近引っ越してきたばかりだそうです。風景を見ながらあちこちの地名をご質問されるので、あっちは蒲郡市で、あれが知多半島の先端で、伊良湖岬はこっちの方で…と、観光案内(?)をしながら直進。
 短めの飛行時間で申し訳なかったのですが、Kさんはスクールに入りたいとおっしゃってくださったので、よかったヨカッタ。でも、やっぱり、強風時にタンデムで飛ぶのはもうやめようと反省した私です。
 画像は、ハングで上空を通過中の競技場。大勢の人の声が聞こえてきたので何だろうとおもったら、サッカーの試合をやっていたのでした。かなり高度があるのに聞こえるなんて、試合中に選手たちが真剣に怒鳴る声は大きいな~。
 明日(月曜)も衣笠に行く予定です。

早くも忘年会

2005年11月12日 | 家庭
 かなりの強風、スクール中止。休園日で退屈している子ども達が店内で遊び騒ぐので大変。どこかに連れて行ってくれと言うので、本屋さんと熱帯魚屋さんへGO。本屋で長男はまたムシの本を選び、次男はまたまた機関車トーマスの本を購入。同じような本、ウチにいっぱいあるな~。続いて熱帯魚屋さんへ行き、ネオンテトラやマーブルグラミーなどの経済的な(?)魚を購入。小さな魚は寿命も短いので、月日がたつと水槽の中がだんだん淋しくなりますが、これでまた賑わい復活です。
 ついでに水槽の掃除をしていると、佐川急便さんから荷物が配達され、ハーネスコレクター(?)を自負しているMヤスさんの購入したハーネスが入荷したのでした。入荷の連絡をするとMヤスさんが来てくれたので、まずパラシュートを装着。試しにパラシュートを抜いてみると、引き出す方向によってはちょっと引っかかるので、スムーズに引き出せる方向を確認。やはり脚の下、横方向に引き出すタイプのパラシュートコンテナは要注意で、必ずシミュレーションしといたほうが良いです。
 本日は夕方から田原市体育協会の忘年会があり、私も招いていただきました。Mヤスさんのハーネスのセッティング作業をしていたので、定刻に遅れて会場に到着すると、ざっと見て60名ほどの人がいたので、ほとんどの加盟団体の代表者が参加しているようです。8卓ある各テーブルはほとんど満員のようなので、どこに座ったらいいのかわからずキョロキョロしていると、幹事さんが開いている場所を探して、連れていかれたのは…空手や少林寺拳法の皆さんが陣取るテーブルなのでした。着席する間もなく、速攻で飛んでくる鋭い上段正拳突きに、スウェーバックで逃げる私、続いてトリッキーな後ろ回し蹴りに対し、ダッキングで防戦する私…ウソです、そんなわけありませんね。しかし格闘技の人は、気持ちいいぐらいよく飲んで食べるな~と感心。
 この参加者の中では、私が一番新参の団体代表者になるので、ビール瓶と名刺を持って、全てのテーブルを回って皆さんにご挨拶。体育協会の忘年会なので、当然ながらスポーツ好きな人ばっかりなんですが、やっぱりパラ・ハングというスカイスポーツは珍しい存在のようで、いろいろと質問されましたが、皆さん好意的でとても嬉しく思いました。体協の皆さん、今後ともどうかよろしくお願いいたします。

まだ続くのかカブトムシの飼育

2005年11月11日 | 家庭
 スクールの予定がないので、午前中にパラシュートリパックなどの仕事をすませ、いよいよ件の作業の実行開始。なにかというと、カブトムシの幼虫の世話です。この夏に自分で捕まえたり人からもらったりしたカブトムシが産卵、卵から孵化して幼虫になっていたのでした。
 ネットで先日、昆虫好きの人が作っているカブトムシなどのホームページをさがし、正しい飼育方法を拝見したら、幼虫はけっこう大食いなので、大きい容器にたくさんのエサ(腐葉土)を入れて、秋と春にそれを新しいものに交換して飼わないと、食料不足になってマズイのだそうです。
 使っていない衣類収納ケースに腐葉土を入れて準備終了。長男と次男がカブトムシやクワガタムシを飼っていた、おがくずが入った二つのプラスチックの飼育ケースを逆さにしてぶちまけてみると…お~、いますいます、大小さまざまな大きさの幼虫が合計20匹ほど生きていました。おまけに、全滅したと思っていたクワガタムシも、オス1匹とメス1匹の生存を確認。越冬できる種類のクワガタムシなんでしょうか、よくわかりませんが。
 幼虫たちを衣類ケースに移すと、すぐに腐葉土の中にもぐっていきました。どうか来年までガンバッテ生き残ってくださいね…って、やっぱ、腐葉土が乾燥しないように、定期的に水を撒いたりして管理しないとイケナイのでしょうか。う~ん、それはそれで面倒だ、忘れてしまいそうだ、なんとかならんのか。
 私の記憶では、小学校の低学年までが一番ムシに興味があった時期なので、それまでは毎年こんなことしなければならないのでしょうか。頼むぞ長男、早く自分で生き物の世話をできるようになって、弟たちの飼っている分も面倒みておくれ。
 画像は、カブトムシの幼虫です。嫌いな人にはちょっとグロかもしれません。私も成虫は平気なんですが、幼虫は触るのにちょっと抵抗があります。

きっといつかパラも仁崎に行ける

2005年11月10日 | 仕事
 総勢10人ぐらいいたので、普段の平日よりも大勢が飛んだ衣笠山ですが、天気予報どおりとても良い風に恵まれました。10時半過ぎにテイクオフへ到着すると、北西のほどよい強さの風なので、まず3人が次々テイクオフ。昨日は地上練習しかできなかった名古屋のSさんも、本日は上昇してソアリング成功。Sさんはまだソアリングの経験が浅いので、30分以上は無線でこまかい指示を送っていましたが、その後はかなり慣れてきたのか、山頂方面で安定して飛行できるようになったところで無線の指示は中止。その頃には北北西の風になってきたので、テイクオフするのには難しい条件ですが、飛んでいる人にとっては上昇空域がとても広い楽しい風になりました。
 それでは私も飛ばさせてもらおうと、車から装備を降ろしてパラで飛ぶ準備を始めたら…Aさんが仁崎の山の方へ移動を始めました。衣笠山の西隣に位置する仁崎の山は、けっこう距離が離れているため、過去にパラで到達してソアリングできた人はまだ誰もいません。見守っていると、けっこうイイ感じの高度を残して仁崎に接近していくので、これはひょっとしてハングのように移動に成功するかも。それに、失敗して途中の場所に降りることになってしまっても、パラはハングと違って狭いスペースにも着陸できるので気楽です。
 結果は残念ながら、仁崎の山の上昇風で上げなおすことはできず、山の手前の海岸に面している、ハングがたまに降りることがある仁崎海水浴場近辺にランディング。Aさんが移動するのを見て、同じように移動を試みたYさんとIさんたちも同じ場所に降りてしまいました。私は3人を回収のために飛行するのは中断、飛ばないともったいないような風ですが、機材を背負って徒歩で帰ってきてもらうにはちょっと遠くてしんどそうな距離なので、車で皆さんをお迎えに行くことに。
現在のパラグライダーではやっぱりまだ仁崎に飛び移るのは難しいようですが、いずれもっと高性能化して、ハングのように往復が可能になる日がいつか来るのでしょうね。
 画像は、Aさんに続いて仁崎海岸に降りたYさんとIさんです。コレコレあなたたち、Vサインなんかしてますが、私は飛ぶのを中止して回収に行ったんだから、こんどなにかオゴッテくださいよ(^_^)

新型はかっこいい

2005年11月09日 | 仕事
 やっぱり朝から強風でしたが、練習生のSさんは、地上練習だけでもかまわないと、名古屋来てくださったので、衣笠山ランディング・白谷臨海公園へ出かけて基礎練習。
 こういう強風時の地上練習用に改造した、推定(?)翼面積8㎡のミニパラグライダーを使って、立ち上げとホールドの練習。交代で私もせっせと練習しながら、3時間ほどやってからショップに帰ってきました。
 帰ってきたらちょうどショップに宅急便のトラックが来て、数点の新型ヘルメットが入荷。パラ・ハング用としてはとても洗練されたデザインでかっこいいし、オプションパーツでバイザーも取り付けられるので、コンタクトレンズの人にはイイかも。う~ん、これ、欲しい、自分でも使いたい。
 NO LIMIT(ノーリミット)という製品名だそうで、名前もシャレてますね。ドイツ製なのかなコレ?
 天気予報では明日は穏やかな風。飛ぶぞ。

適正重量はだいじです

2005年11月08日 | 仕事
 昨日は結局ハングも飛べない強風でしたが、今日はパラでも飛べそうな天気予報。そろそろ輸入元に返却しなければいけないパラの試乗機があるのですが、先日Aさんが試乗したものの、私はスクールの都合やら強風やらで、まだ乗る機会がありません。今日はその試乗機に乗って飛ぼうと衣笠山へ。
 ちょっと強めの風の中、練習生のMさんがテイクオフしてソアリング。私も少し風が穏やかになったところでテイクオフ。この試乗機は販売開始されて間もない、最新で性能の良い機体のはずなのですが、私の体重が足らないためスピードが出ません。全備重量75kg~95kgが適正値の機体に、最低ラインを下回ってしまう全備重量74kgなんかで乗ってはいけないようです。先日Aさんがこの機体で飛んだときはもっと強めの風でしたが、風上に高速でぐいぐい前進できていたので、やはりメーカーが設定する適正重量をあまく見てはダメですね。アクセルシステムを使ってもあまり効果がないので、最後の手段としてサイボーグ009のように「加速装っ置っっ!!」と叫んでもムダなのでした。
 高度を上げ過ぎると風が強い空域に入ってますます前進しないので、山から少し離れて高度を上げないように神経を使いながら、楽しそうに飛んでいるMさんをカメラで撮影してからランディング。う~む、無理にこの機体で飛ばずに、自分のパラかハングで飛んでいたほうがヨカッタかな…?
 遅れて午後2時過ぎに豊川のAさんもおいでになりましたが、その頃にはさらに強風になっていたのでフライトは断念。
 明日もスクールの予定ですが、今のところの天気予報だと今日以上に強風のようなので、中止にするか悩むところです。

雨天・屋内作業

2005年11月06日 | 家庭
 雨天なのでスクールも中止にしたし、休日でもこんな天気の日は誰もショップに来ない…ということはなく、必ず誰かが訪れます。午後からは岡崎のHさんが来店。昨日、岐阜の池田山で飛んで、ランディング時にクラッシュ、ちょっと機体が傷んだようなので、点検・修理してほしいそうです。はいはい、了解しました、仕事だ仕事だ。
 店内で機体を広げて分解・点検・修理作業開始。Hさんも手伝ってくれて、二人でゆっくり作業して夕方に終了、機体は飛べる状態に復活。大きな損傷はなくて良かったですね、Hさん。
 でもってHさん、明日は仕事が休みだそうで、今晩はエアワークに宿泊して、風が良ければ明日は衣笠山で飛ぶそうです。そんなわけで、雨上がり・強風の天候パターンにならなければ、明日は私もHさんと一緒にハングで衣笠山を飛びに行きたいと思いますが…う~ん、やっぱ強風かな~?
 まっ、強風でもしかたないか。とりあえず今晩は、Hさんといっしょに酒でも飲もっと。

久しぶりにマトモな天気と風の土曜日

2005年11月05日 | 仕事
 久しぶりに、休日・土曜日が飛べそうな天気…ということで、衣笠山には大勢のメンバーが集まりました。少し弱めの風でしたが、お昼過ぎまではなんとかソアリングコンディションで、ウデが良い人たちは谷間を渡って山頂へ到達し、わりと長時間のソアリング。うちの練習生の皆さんは、残念ながら山頂へは取り付けず、テイクオフ近辺で30分ほどの飛行が精一杯だったようです。
 それでは、特にソロフライトを始めたばかりのKさんには、飛行回数のほうでガンバッテもらおうと、4本すっ飛んでもらいました。なんとかソアリングも可能と思えましたが、風が弱くてテイクオフ近辺の狭い空域がいつも密集しており、安全のためにソアリングは断念してすっ飛びに専念。初ソアリングまた次回、風の良いときの楽しみにとっておきましょうね。
 画像は、テイクオフしようとする田原のYさんです。今日の風とこの機体性能では苦しいフライトになるかと思いましたが、ちゃんと山頂へも移行して長時間ソアリングするの、とってもウデの良い人です。
「高度は金で買え!」という名言(?)もあるようですが、やっぱ機体性能だけでなくウデも必要なわけで、そいでもってウデはお金で買えないっす。

とても良い練習日和でした

2005年11月04日 | 仕事
 昨日はせっかくの祭日でしたが、悪天候が予想されたためスクール中止。時々小雨が降って、蔵王山の風力発電機も頻繁に向きを変え、見るたびに東西南北のあらゆる方角を向いていました。
 うってかわって本日は快晴、風向・風速も良く、衣笠へ出かけてきました。メンバーは皆勤賞コンビの名古屋のKさん&豊川のAさん、新城のKさん、練習生の名古屋のSさん。
 Aさん、新城のKさん、名古屋のKさんの順にテイクオフ。皆さんが順調にソアリングする中、最後に練習生のSさんもテイクオフ。Sさんは10分間と40分間の2回、衣笠山で初めてのソアリング。私も飛びたくなったので、風が弱まって皆さんが降りてしまった正午過ぎに、こそこそと準備してパラで20分ほどソアリング。
 午後1時半頃にSさんに3回目のフライトをしてもらいましたが、こんどはちょっと強い風で、アクセルシステムも初めて使ったりしながらのソアリングなので、本当はもう少し長時間飛んでいたいところですが、安全のため早めにランディングしてもらうことにして45分ほどの飛行時間。スムーズにフルアクセルまでできたようで、これまた良い練習になったのでした。
 画像は、新城のKさんのかっこいいコンペ機です。