あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

出会いのプレゼント

2006-09-17 20:57:45 | Weblog
今日は雨。
一昨日、昨日のお疲れ休み・・・ってわけではないけど、ゆっくり過ごした日曜日。
この二日間、とても充実していて別世界のごとし。
ああ、人との出会いはいい。
ふるさとの方々との語らい。何もいわなくても心は通じる。

そして昨日の高田馬場。
この地には割合来るのだけど、また新しい出会いがあった。
詩を書いていて、CDになった方は絵の講師でもある。お昼を食べようとブラブラ歩いていったらお寿司屋さんの入り口で会った方。同じ学会に来ているとのことで、一緒に食事。その方と、分科会が一緒だった別府から来られた方と三人で帰りにまたお茶をする。
別府からの方は、大学の附属幼稚園に32年勤められて、今図書館。来年からは学生に保育学か、教育学を教えられるとか・・・はぁ~ため息が出る。

私は何なのだ?何をしていた?
自分がとっても小さい人間に見えた。日常の些細なことに右往左往している自分のなんとちっぱけなことか。

学会では、有名な長野の美術館の副館長、有名な出版社の編集者、そして絵本作家。翻訳家、大学の先生、紙芝居作家・・・いろいろ。少しずつだけど話をした。


作家の方とは久しぶり。私の知っている童話作家の方と友だち。
その方から、なんと、偶然、読んでいらしたのか、バッグから出された文庫本をいただく。たまたま、その方のそばにいたら(まあ、その前にその知人の作家の方の話を少ししたのだけど)「あげるよ」って。
「えーっ、今、なんと言われました?」と聞いてしまった。そしたら、やっぱり下さるとか。ずうずうしいながらサインをお願いしてしまったのだけど、彼には以前にも、絵本になる前の本や、講演会の下書きをもらったことがある。これで2回目。全くの偶然である。
彼の超有名な絵本が今、3ヶ月で3万部売れているとのこと。今度、これまた超有名なジャニーズ系のグループのひとりがそれを朗読するとか・・・彼のホームページにあった。ついでながらそのジャニーズ系の男性は娘が昔ファン。小学校6年の時帰省していた鹿児島でコンサートがあり見に行ったグループの人。まあ、それは、どうでもいいのだけど・・・。

この作家の方の話はおもしろい。楽しい。
今日、昨日、購入した彼のエッセイの本を読み始めたのだけど、涙が止まらなかった。お母さんの事。お母さんの出身地を教えてもらったことがあった。本を読んで初めてわかったこと・・・私もいろいろだったから、彼の過去を思えば涙があふれる。
ああ、だから、彼には優しさがあるんだと思った。何かしら惹かれる作家なんだと。

幼年童話、楽しいもの。私も思う。テーマはなくていい。ああ、楽しかった。おもしろかった・・・っと思え、心がしらずしらずのうちに癒され、元気が出ればいいと・・・。子どもは自分自身元気が出たぞとは思わないだろう。
楽しかった、おもしろかったでいい。そして、また読みたい、見たいがいい。
心が絵本を、童話を手にすることで落ち着けば、前向きにいきていければ、少しの優しさ、安定を感じてくれればいい。つかの間の幸せ感を持ってくれればと思う。
その積み重ねが無意識の中で生きる力になればいいなと思う。

高田馬場での多くの出会い。最高だった。別府の方がお茶を飲んだルノアールの前で写真を撮ろうって。通りすがりの学生に頼む。またこの学生も感じがいい。
三人でにこっと。別府の方は奈良に寄って帰られるとか・・・。お気をつけてと思う。

それから、私は渋谷の友人と居酒屋。久しぶり。積もり積もる話。結局またまた帰宅が遅くなる。あの若者だらけの渋谷を歩きながら、同年齢くらいの人はいないかしらと探すけどいない。ああ、不良ママかいな?
でも、我が駅では、娘と合流。娘は幼稚園からの友だち、小学校からの友だちと一緒。
なんと私が行った同じ名前の地元の居酒屋。親子でその居酒屋に貢献。でも、使ったお金は娘の方が高い。若いからいいでしょう。
可愛い友だちは私には可愛いままに見える。
違うのはその娘の友だちがお酒が飲めるようになっているということ。
一緒にタクシーで帰る。今日は息子は用事あり、それもいい。いつも私は息子に甘えすぎだから。

というわけで、自分の生き方をまたあらためて見つめ、世の中にはすばらしい女性がたくさんいることにショック、刺激を受けた一日だった。
渋谷の友人ももちろんである。自分でお店を経営しているものね。
彼女には思わぬ誕生日プレゼントをもらって、感謝でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする