今日は近くの桜を見に行く。
説明によれば、アメリカのポトマック河畔にシドモアさんが日本の桜を植えるのに協力した。その桜を日本に持ってきて挿し木にしたのがこの桜であり、その方の名前をつけたそうである。ちなみにシドモアさんは横浜の外人墓地に眠っているそうである。
こんな話を聞くと、桜に対してもまたいとおしくなる。
そのシドモア桜・・・今は、まだつぼみもあってラッキー。きれいだった。
なんか、歩いただけなのだけど、やっと晴天の下で花見をしたって感じ。この前の千鳥が淵は天気がよくなかったし・・・。でもきれいだったけどね。
今日は少し離れた街の車道の桜並木を見たのだけど、満開を過ぎていて少し残念だったから、あっちこっち行って、夫が散歩に行く川べりの桜。今、いちばんよかった。
そうそう、以前住んでいた集合住宅にも行く。懐かしかった。公園の桜もとても大きくなっていたし、家の入り口の木々も大きくなっていてびっくり。
子ども達の小さかった頃の姿が絵画になって見える。友だちもたくさんいて、お母さん達も若かった。かつて子どもたちが遊んだ公園の砂場で数人の男の子らが無心に遊んでいる。
オムツの中にまで砂を入れて遊んでいた長女、ブランコにのっていた息子、夜遅くまで遊んでいた末娘・・・そして一緒に遊んでいた私、友だち・・・20年~25年前にタイムスリップ。時が流れていることを切実に感じた。
我が家の入り口にも立つ。もう、自分の家ではないけど、思い出がいっぱい詰まっている家。今は、誰も住んでなかった。職場の宿舎だったのだけど、今は、制限があるらしく、出て行かねばならないらしいと聞いていた。だから、ポストには知った方はひとり。その方も引っ越すと風の便りに聞いている。
集合住宅への道沿いにもモダンな家がたくさん建っていた。8年たったのですものねえ。
懐かしの住まいに行く前に通ったところ・・・・子ども達の通った学校、その近くの公園・・・すべてが懐かしかった。