あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

「指揮官たちの特攻」を読了

2009-09-23 18:56:27 | Weblog
「指揮官たちの特攻」を読了。
私のふるさと指宿が出てきた。
小さいときに遊んだ田良浜。いつもお別れ遠足はそこだった。
そして、そのコンクリートの割れ目にはたくさんのウニがいた。
インターネットで調べてみたけど、ウニを見たそのあたりは出てきたけど、ちょっとそことは離れている幼き時に見た海の中に続く滑走路は出てこなかった。
普段は海の中である。近くに行けば、見られる。
いま、まさか、ないということはあるまい・・・。
水上機か・・・。

人の命は何だったのか。若い命・・。
関行雄大尉と中津留達雄大尉。
本人もだけど、残された者の戦争も・・・。

指宿の慰霊碑。
あの言葉は何度呼んでも心に沁みる。

城山三郎さんは作家になりたいというより、ただ、戦争中の体験だけは書き残したいと痛切に思っていたと解説で澤地久枝さんが書いている。

16・17歳の若者。
くしくも今日はお彼岸。

書く言葉もない。
ただただ、私たちを守ってくださった多くの方のご冥福を祈ります。

平和であってほしいと思う。



コメント
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