あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

指宿からの水仙咲く~七草がゆを食べて~

2014-01-07 20:45:00 | Weblog


今朝、庭に出たら、見事に咲いていた。
指宿の実家から数年前に持ってきた水仙。

冬の寒いときに凛と咲く水仙が好きだった。
だから、数個球根をもらってきて植えたのにいっこうに咲かなかった。それがどういうわけか、今冬は咲いた。
それもお正月に咲くなんて、なかなか縁起がいい。

今日は、そして、七草がゆを食べる日。

朝、いつもより早めに起きて七草がゆを作る。
母が作ってくれていたように…。
緑の野菜がおなかにやさしい。
おせち料理で疲れた胃へのいたわりです。
鹿児島では七草祝いをする。
7歳になった子は、近所を7軒まわって七草がゆをもらう。
そうすると健康でいられるのだ。

私も着物を着て、近所へ行った。
あのときはお膳だったなあ。ご馳走がたくさん。
姉たちが優しかったなあ。
今は、ふたりの姉はいない。
帯は姉たちが買ってくれたと言っていたような…かわいがってくれたんだなあと感謝する。

今日、ネットで久しぶりに従兄弟を見る。広島で医師をしている。
叔父様に似てきたなあと思う。
公けのリハビリセンターの「長」らしい。「T男ちゃん」と言ってみる。
年賀状をもらった。
看護学校の校長や病院の副院長やいろんなことをやっていた。

千葉の甥っ子のYちゃんもT大学医学部の準教授らしい。

前も書いただろうけど、ふたりは似ている。
母にとって、T男ちゃんは甥だし、Yちゃんは孫だ。

天国で活躍を見ているかな。
ふたりを見ると私も元気が出てくるから不思議。
私も頑張らなきゃと思うのだ。

でも、母ちゃんは、医師であろうとなかろうと、何よりも「健康がいちばん」と、そういうことを喜んでいるだろうな。
Dさんのことも、Tちゃんも、Cちゃんも、子どもたちのことも、健康がいちばん、家族仲良くねとね。

自分が健康で、人生を楽しむこと。
そして、社会の役にたつこと。

そうだろうな。

七草がゆを作りながら、水仙を見ながら、母を、ふるさとを思い出した日だった。
コメント
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