あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

今夜は相馬~水戸・いわき・富岡・浪江の旅~

2018-03-21 23:12:40 | Weblog
今夜は、相馬です。



今回は夫のたっての希望で、浪江から相馬市に来ました。

私は、初め、行くことに躊躇した。見られない、まだ、辛いと・・・。

でも、現実を目の当たりにして、来てよかったと思う。
語弊があるかもしれないけど、この現実は知っておくべきだと。
ここに住んでいた方々の気持ち、住んでいる方々の気持ちを少し考えられたかと・・・。

地震、原発・・・なんにも終わっていない。

富岡から浪江までのJRの代行バス。

富岡駅の新しさが哀しい。



黒い袋に目がいく。
こういうのがたくさんある。知ってはいたが、あらためて、異様。驚く。



浪江までのバスから防護服の人を見た。
テレビの中ではなかった。
立ち入り禁止の文字。
咲いている白い梅の花もここでは悲しい。


「窓は開けないでください」という係りの方の言葉。
カーテンの下りている家々。
活気どころか動いていないガソリンスタンド。スーパー。テレビでは、見ていたけれど、言葉がでなかった。

政治家よ。森友問題で、あれやこれやもめずに、さっさと決着をつけて、被災地をどうにかせよ。西郷どんなら、どうするか、斉彬は?と思った。

我が家に帰れない辛さ・・・どうすりゃいいの?

途中の人の住んでない家々を写すのがしのびない。
だから、アップは、浪江駅。
それでも、辛い。





時間は遡るけど・・・小さな旅ゆえ記しておきたい。

朝、横浜を発って、水戸の偕楽園に降りた。ここに行くのは予定外。
でも、たまたま電車が停まるからと・・・。

以前、梅の季節ではないときに来たことがある。

せっかく、梅の季節だからと降りる。
駅にはカイロのサービスがあった。すごい。

常磐神社で、次女の安産を祈願。家族の健康といろいろなこともね。





光國、斉昭の偉大さを思う。
義烈館。
光國が編纂を始めた大日本史は402巻、また救民妙薬集も民を救うために編纂、その気持ちがすばらしい。
大陣太鼓の大きさには度肝を抜かれた。
斉昭は、農を尊び、農人形もあった。
農は、基本だ。大事だ。
西郷隆盛の書もあり。

水戸はすごい。

義烈館の入り口。



また、藤田東湖は、通称が、Tちゃんの名前。西郷や橋本左内が尊んだ師だ。
そういえばそうだったと思い出した。
東湖神社。



境内に雛人形を飾ってあり。



梅はきれいだった。



 


ボランティアの方も親切だった。話して楽しい。
夫と話が弾む。



それから、いわき。いわき駅の構内。




青春18切符での小さな旅は、やはり百聞は一見に如かずとあらためて、思わせてくれる。
明日は相馬を探索して、福島へ向かいます。

お彼岸の今日、母たちに手を合わせて出発した。
自然、歴史、風景、人との一期一会、貴重です。

おやすみなさい。
コメント (4)
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