あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

「アゲインアゲイン」おおぎやなぎちか作 坂口友佳子絵

2024-11-07 23:27:07 | Weblog

「アゲインアゲイン」おおぎやなぎちか作 坂口友佳子絵 を読みました。

わが家にいただいた翌日に読了。

一気に読みました・・・というか、読まされた!・・夢中で読んだって感じです。

表紙、かわいいでしょ。生き生きしているでしょ。

主人公は小学4年生の唐沢亜麻音(からさわあまね)

ミュージカルのオーディション場面から始まる。

キーワードは矢印。

パパとママの言う通りにしていた亜麻音が行った先は1、2年生のときに仲のよかったマリナちゃんの家。

ゲームをやらないことを「自分で決めた」というマリナちゃん。

それに驚く亜麻音。

自分で考えて行動していくこと。

そこから物語がどんどん展開していく。

どうなるんだろう、パパとママのいうとおりにしなくて大丈夫?と心配したり・・・。

でもね、亜麻音は成長していった・・・と思う。自立していく。

この本を読んで一応大人である私だけど、優柔不断の自分って駄目だなと思ったし、ああ、亜麻音みたいに行動しなくちゃと思ったのです。

とにもかくにも、ちかさん、よく書いたなあと思う。

現代社会を上手に表現している。

そこには並々ならぬ取材と努力があったのが想像される。

だから、きっと子どもたちがワクワクして読むし、自分のことを考える・・自立心が育っていくのではと思うのです。

相変わらず、本の感想をうまく書けないのだけど、読んでほしい。

児童文学だけど、大人もね。

子どもたちに学びます。

そして、自分の生き方は自分で決めなきゃと思えてきます。

早くに読んだのに紹介が今日になって申し訳ないのだけど、おまけに上手に紹介できていない・・ちかさんの大事な本なればこそ、自分の心にゆとりのある時に紹介したかったのです。

素敵な本に出会えるってやっぱりいいですね。

元気をいっぱいもらえる「アゲインアゲイン」です!

何度でも読みたくなります

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする