「アゲインアゲイン」おおぎやなぎちか作 坂口友佳子絵 を読みました。
わが家にいただいた翌日に読了。
一気に読みました・・・というか、読まされた!・・夢中で読んだって感じです。
表紙、かわいいでしょ。生き生きしているでしょ。
主人公は小学4年生の唐沢亜麻音(からさわあまね)
ミュージカルのオーディション場面から始まる。
キーワードは矢印。
パパとママの言う通りにしていた亜麻音が行った先は1、2年生のときに仲のよかったマリナちゃんの家。
ゲームをやらないことを「自分で決めた」というマリナちゃん。
それに驚く亜麻音。
自分で考えて行動していくこと。
そこから物語がどんどん展開していく。
どうなるんだろう、パパとママのいうとおりにしなくて大丈夫?と心配したり・・・。
でもね、亜麻音は成長していった・・・と思う。自立していく。
この本を読んで一応大人である私だけど、優柔不断の自分って駄目だなと思ったし、ああ、亜麻音みたいに行動しなくちゃと思ったのです。
とにもかくにも、ちかさん、よく書いたなあと思う。
現代社会を上手に表現している。
そこには並々ならぬ取材と努力があったのが想像される。
だから、きっと子どもたちがワクワクして読むし、自分のことを考える・・自立心が育っていくのではと思うのです。
相変わらず、本の感想をうまく書けないのだけど、読んでほしい。
児童文学だけど、大人もね。
子どもたちに学びます。
そして、自分の生き方は自分で決めなきゃと思えてきます。
早くに読んだのに紹介が今日になって申し訳ないのだけど、おまけに上手に紹介できていない・・ちかさんの大事な本なればこそ、自分の心にゆとりのある時に紹介したかったのです。
素敵な本に出会えるってやっぱりいいですね。
元気をいっぱいもらえる「アゲインアゲイン」です!
何度でも読みたくなります