熱海でのホテルではのんびりとできました。
1月に、ロサンゼルスから一時帰国した娘、長女夫婦、息子と夫と行った宿だったので、カラオケルームを見て、またレストランでも、そのときのことが懐かしく思い出される。
昨日はピアノの演奏があるとのことで、早い夕食。17時半から。これがよかった。
夕暮れの熱海の街や海を眺め、そしてネオンが灯り始めて、キラキラ輝く夜の街も見られて、二度楽しんだ感じ。
ピアノはポップスから歌謡曲まで。
夫の好きな「あざみの歌」のあとに「忘れな草をあなたに」があり嬉しい。
誕生月だったので、かわいいケーキをあしらったタオルハンカチのプレゼントとグラスワインをもいただきました。
お風呂には、本館、別館で、結局3回入ったのだけど、足の痛みは波があり、痛かったり、そうでなかったり。
でも、寝湯や露天風呂や・・ジャクジーや打たせ湯や・・・やっぱり温泉は最高。
ゆっくりできる。
いらした年配の方と話すのも楽しい。今回は岐阜からいらした方と話す。兄弟の連れ合いも含めて7名で来たとのよし。仲がいいなあと思う。
いろんな方がいるとおもしろい。ロビーでテレビを見ていたら消費者庁のニュースになり、その方々の知っている人が出ていたようで愉快。キャリアウーマンのごとく・・・。
今朝は朝食後も部屋でのんびり。
テレビをつけて、長渕さんの全国ツワーの熱気に「ああ、行きたかったな」と思う。かっこいいな。
チャンネルをかえれば、橋爪四郎さんが出られる。古橋廣之進さんの番組だったのだけど、「4日分の味噌汁」の話がおもしろかった。古橋さんも橋爪さんも9月生まれだったんだ。息子も長女も私も9月生まれ。
橋爪さんといえば、子ども達が通っていたスイミングクラブのオーナーだった。
今はないけど、とても背が高くて温和で穏やかな感じだった。
息子と次女がスイミングに行っていたのだけど、そのとき、我が家に来ていた母に橋爪さんの話をしたら「橋爪さんはすごい人」と知っていたから私がびっくり。
「すごい人」とはそのあとわかってきて、そりゃあ、そうだと納得だったのだけど、今日のテレビでもやっぱりすごい。古橋さんとライバルか・・・。水泳の歴史か。国民に希望を与えたのねえ。橋爪さんの「世界記録を出しても日本一になれないのだよね」にはなるほどと思ったものだ。
息子に「今、テレビでやっているよ」とメール。「見たよ。ありがとう」と返信がある。
息子は橋爪さんのスイミングクラブが閉じるとき、そのニュースの新聞記事をじっと読んでいた。そして切り抜いた。
感慨深かったのだろう。そして残念だったのだろう。
あの時は私もショックだった。
そのあと、息子は高校で水泳部に入った。
人との出会いはその人の将来を決める。息子が高校で素敵なコーチや友だちに会ってくれたので、今でも水泳部の母の会のメンバーは1年に2回は会う。ありがたいいことです。
うん、話が違う方向へいったけど、今回の熱海の小さな旅ものんびり、ゆっくりでよかった。
帰りは時間があったので、本館の図書室で本を読む。
これも、またいい。たまたま石ノ森章太郎さんの歴史漫画があったので、ペリーが来た頃のものを読む。
この前、熊本で徳富蘇峰が日本の歴史を100巻書いたという話を聞いて、そのときに館長が「石ノ森さんは漫画で書いていますけどね」という言葉が頭に残っていた。ちなみに司馬遼太郎さんは徳富さんの本を参考にして小説を書いたとか・・・。
日本の歴史はおもしろいなとこの頃思う。
電車の中では最上一平さんの「銀のうさぎ」を読む。
ああ、これまたいい。
心に沁みる。
あまんさん、最上さん、私の書く方向が少し見えてきた気がする。
常に真摯に、常に努力を・・・。
今日の古橋さんは魚になる・・か。そして、努力をしたと。
帰宅した夫は散歩に再び出かける。
お互いにお互いをあまり拘束しない生き方を今はしている!?
話すときは話すけどね。
今回も農業や、起業や・・そんな話をする。
そうそう、今回も朝日がすばらしかった。
海が陽に照らされて輝いている。つい、お日様に手を合わせてしまう。
太陽に感謝。
帰宅したら、息子がごみや古紙やダンボールを出してくれている。
ありがとう。
子ども達のおかげで温泉に行けます。
嬉しい。これまた、ありがとう。
では、今夜は、早いですが
とりあえず、おやすみなさい