駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

天童上彫り物語り ~その1~

2010年11月20日 | 天童楷書
またまた悪い癖が出ています。

今の作品を放って別の作品を構想しています。

なにかアイディアは無いか。。。。

ん?!

こんな組み合わせありかな!?

と思いついたのを写真に収めてみました。



字母紙はいわゆる「天童上彫(天童書)」と言われるものです。

お手ごろ価格の彫駒に刻まれる、天童が生んだ書体です。

よく目にしますが、正に将棋駒用に作られたもので、

実はマニア間では根強い人気があります。

ただ、最近のものは全て機械彫りです。

そこで手彫りで作ってみようかな。。。と考えました。

もう一つは木地です。

「木口杢」をあてがってみました。

天童書の駒木地は、オール柾目さえ見たことがありません。

まして「杢」を遣ったものは少ないと思います。

大活躍しているのに、ちょっと可哀想な天童書に

一回ぐらいそんな機会があっても良い様な気がします。。

変ですかね??



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コメント (2)
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