駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

山華石 Round 2 ~その11~

2023年02月20日 | 山華石
ハチワンダイningバーさんから

一時戻りました山華石一字書です。

多くの方々に使って頂いたおかげで、

角が少し落ちて、マイルドになってきました。

汚れを落とし、油を補って、

しばし休憩です。
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山華石 Round 2 ~その10~

2023年01月10日 | 山華石
山華石の一字書です。

完成しました。

すぐ使いますので、鏡面磨きは施しません。

面取りは軽めにしましたので、

かっちりした感じの仕上がりです。

ハチワンダイニングバーさんで使って頂き、

改善のヒントを賜る所存です。



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山華石 Round 2 ~その9~

2023年01月06日 | 山華石
自由に作っている山華石の一字書です。

全ての彫が終わり、目止めをしています。

山華石は2作目ですが、

一字書は初めて作る書体ですので、

「字母の位置がもう数ミリ下だったかな?」

なんて反省をしながら、

作業を進めております。



例によって、ゆっくりと乾燥を待ちます。



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山華石 Round 2 ~その8~

2023年01月04日 | 山華石
久しぶりですね。山華石です。

竜王と竜馬を彫りました。

ここまでは、まずまず、といったところです。

先を急ぎます。

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山華石 Round 2 ~その7~

2022年11月13日 | 山華石
山華石です。

表面の彫が終わりましたので、

裏面の字母紙を貼り、

乾燥するのを待っているところです。

さてさて、どんな作品に仕上がるか、

今から楽しみです。



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山華石 Round 2 ~その6~

2022年10月26日 | 山華石
山華石の金将です。

赤丸のついている部分について、

「上手く彫れていないんじゃないですか?」

というコメント頂きました。

ご指摘ありがとうございます。

しかし、ながら、これは木地の模様と言いますか、

木目がそうなっているので、

平滑に彫れていない様に見えるだけなんです。

深く彫って、彫面もちゃんと見えるようにすると、

画像ではその様に見えてしまう場合があります。

二次元の限界ですね。

嘘か真かは、

最終的に出来上がった駒で

ご判断していただくのが良いと思います。

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山華石 Round 2 ~その5~

2022年10月24日 | 山華石
山華石一字書の金将です。

クセのある7画目を除けば、

全体的には彫り易いと思います。

一字書は視聴者の方が見やすいように

放送対局用に作られたのが最初らしいです。

先日、インターネット放送で、

二字駒の虎斑、盛り上げ駒が使われていましたが、

やはり、コメント欄に「駒が見えない」旨の

書き込みが多数寄せられていました。

難しいかもしれませんが、

タイトル戦も一字書の彫埋駒にした方が、

ファンは喜ぶと思います。





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山華石 Round 2 ~その4~

2022年10月10日 | 山華石
山華石の歩兵です。

五角形の駒形に「歩」一字を彫ると、

ご覧のように右下に大きな空間が出来ます。

書体によっては、

その空間を埋めるために点( 、 )を

入れてバランスを取ったりしますが、

山華石はこの空間があっても気にならないですね。

この違いは、何なのでしょうね?

そう感じない理由が気になりますが、

とりあえず作業は前進いたします。



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山華石 Round 2 ~その3~

2022年09月28日 | 山華石
山華石の飛角です。

角は良い感じですが、

飛車はいまいち、、、、

ちょっと凝り過ぎた感が否めない。

こういうことを確認し、

同じところで失敗しないために、

試作を作ります。

反省と記録が大切だと思います。

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山華石 Round 2 ~その2~

2022年09月21日 | 山華石
山華石の一字書、彫り始めました。

途中で逃げられない様に、

王将から彫りました。

山華石は、「山崎華石」という書家の書体らしいです。

書の世界もかなり自由な様で、

有名書家でも「ええ?」

って言ってしまいそうな字もありますし、

あまり有名じゃなくても、

素晴らしいな、と思うこともあります。

肉筆ですし、受け手の感性もありますから、

好き嫌いが生じるのは致し方ないと思います。

「将」の字を使わない山華石なら、

私は好きです。

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山華石 Round 2 ~その1~

2022年09月11日 | 山華石
久しぶりに作ります山華石(さんかせき)です。

前回作りましたのが2013年ですから、

あれから9年も作ってなかったんですね。

その原因は分かっておりまして、

字母の「将」の字が嫌いなんです。

山華石がメジャーになれなかった主因は、

ここにあると私は考えています。

なので、今回は将の字がない一字書にしました。

まあ、実際には

「なんか一字書にできる書体はないかな?」

と探していたら山華石に当たったんですけどね。

山華石は宮松影水師がよく彫駒で作っていた書体ですが、

最近は殆ど見かけなくなりました。

書体は作る人が居なくなると廃れますので、

それを防ぐのも駒師の務めです。

初めての字母は試作からスタートしますので、

それ用の木地(御蔵島黄楊の柾目・板目交り)を充てました。





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山華石書 ~追伸~

2013年11月11日 | 山華石
ちょっと時間が経ってしまいましたが、

オークションに出品致しました山華石書です。

試作用の木地を使用していますので、

スタート価格は通常の半分以下で設定させて頂きました。

買い手つきますかねぇ?

⇒YAHOOオークション

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山華石書 ~その13~

2013年09月26日 | 山華石
先ほど完成致しました山華石書の彫駒です。

手前味噌で恐縮ですが、なかなか良い出来で、

個人的には満足です。

目だった失敗がなく、終始「良い子」でした。

伸び伸び作ったのが良かった様です。

とりあえず展示即売会行きかな??

自分用の駒として遣いたかったのですが

嬉しい誤算です。

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山華石書 ~その12~

2013年09月26日 | 山華石
山華石書の研ぎ出しが終わりました。

うーんと。。。。。。大丈夫そうですね。

滲みやすい板目ですが、無事難関を通過できました。

彫りの具合はどうかな?

ふーむ。。。。。。。自分らしく表現出来ている様です。

この木地は決して高級ではありませんが、

それを如何に輝かせるかが腕の見せ所ですね。

頑張りますよー

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山華石書 ~その11~

2013年09月24日 | 山華石
さあーてと、漆の乾燥具合は如何かな?

なーんてノンキに駒を一枚一枚ひっくり返していましたら、

なーんと、真っ白い銀将が1枚現れました。。

塗りモレですな。

丁度作業中に電話があって中断した時に

確認が漏れた様です。

まだまだ修業が足りんなぁー


しかし、過去の経験からして

こういう時は何かのサインだったりするもの。

用心深く駒を見てみると、、、、



やっぱりね。

目止めが入り過ぎて薬研の底が埋まってしまっているだけでなく、

気泡がそのまま固まっていますね。

このまま漆を塗ると失敗作になってしまいます。

危なかったー!

気泡が出来たところを爪楊枝で丁寧に潰してから

漆を入れ直します。

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