駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

大会準備

2021年06月24日 | 棋書
コロナウイルスの終息はまだ先のことになりそうですが、

感染対策を施した将棋大会が

少しずつ催されるようになってきましたね。

一年以上本番将棋を指していないので、

かなりの棋力低下を実感します。

PCを新調し、AI学習をしようかなと思いましたが、

デジタル全盛の時代だからこそ、

超アナログな指し方が有効なのかも知れないと仮説を立てて、

半世紀前の棋書にその答えを求めてみました。

それが冒頭の写真、

故・大山康晴名人著の

「将棋の勝負手」という本です。

勝負手って具体的にどんな手?

これを解説した本が意外と少ないことに注目してみました。

プロはどうやって勝負手をひねり出すのか?

これを知ることが上達の近道と思って、

今日から読み始めました。



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大内延介名局集

2021年02月24日 | 棋書
我が家に届いた大内延介名局集です。

あれ?



こっちじゃないの?

という方は、最近の棋書事情に明るい方。

オールドファンは、こっちなんです。

筑摩書房・現代将棋名局集、

初版は昭和55年です。

当時で1,800円もした本で、

図書館で何度貸出を受けたか分かりません。

いい時代ですね、絶版している本が簡単に手に入ります。

故・大内九段が穴熊戦法を武器に名人戦で活躍、

名人奪取まであと一歩だった、というのは有名な話ですが、

その当時私はまだ将棋を知らず、

この本を通じてそれを知りました。

棋譜を並べていたのは級位者のころでしたので、

今改めて並べると見えるものが全く違い、

それが何とも楽しいです。

7~8年前だったと思いますが、

ご存命だったころ、宮城で宴席をご一緒させて頂き、

翌朝持参した先生の著書に直筆のサインを頂いたことが良い思い出です。

棋具に対する造詣も深い方でした。。








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