駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

王羲之 Round2 ~その17~

2024年12月10日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
完成しました王羲之です。

完成しました。

お客様が気に入って下さることを祈るばかりです。

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王羲之 Round2 ~その16~

2024年11月29日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之です。

水研ぎを終えた直後です。

乾燥時間を十分に確保しましたので、

漆のノリがとても良いです。

木地も漆も天然の素材ですので、

室(むろ)を使わず、

ゆっくり自然に乾燥させるのが

最上の方法だと改めて思います。

再び乾燥させて最終工程の研磨に入ります。
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王羲之 Round2 ~その15~

2024年11月15日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之です。

漆を入れました。

私は漆に厚みと強度を持たせるために

重ね塗りします。

それによって漆の艶も出るのですが、

その分、乾きが遅くなります。

しっかり自然乾燥させないと、

外が堅くでも中が柔らかい場合がありますので、

注意が必要です。

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王羲之 Round2 ~その14~

2024年11月13日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之です。

と金および全体の仕上げ彫を施し、

目止めをしたところです。

この仕上げ彫、

やらない方もいますが、

彫駒の場合、

仕上がりを美しくする

とても重要な工程だと私は思ってます。


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王羲之 Round2 ~その13~

2024年11月09日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の成香です。

この字母に限った話ではなく、

縦長の成香の彫は、

あまり得意じゃないんです。

いつもこれでいいのかな?

と思いながら、

何度も確認しながら彫るので

結構時間がかかります。

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王羲之 Round2 ~その12~

2024年11月05日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の成桂です、

という説明が無くても、

これは成桂だな、

って分かる事が、

字母紙としてとても重要です。



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王羲之 Round2 ~その11~

2024年11月02日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の成銀です。

金を崩した字ですが、

その程度はかなり軽いですね。

一字書だったら金と間違えちゃいそうです。

ん?

王羲之の一字書も面白そうですね。

ちょっと字母紙を作ってみます。


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王羲之 Round2 ~その10~

2024年10月31日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の龍王と龍馬です。

上り龍と下り龍の違いはあっても、

似た感じになるかと思いきや、

龍馬の方が崩し具体が大きい感じです。

個人的に飛車(龍王)より

角行(龍馬)の方が好きな私としては、

逆であって欲しかったですが、

こんな素敵な書体の主に文句は言えません。

ちょっとバリが残ってますが、

あとで綺麗にしますので、心配ご無用です。
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王羲之 Round2 ~その9~

2024年10月28日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の王将と玉将です。

これで表面の粗彫は終わりましたので、

次は字母を貼って裏面の彫りがスタートします。

概ね折り返し地点かと思います。

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王羲之 Round2 ~その8~

2024年10月27日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
続いて王羲之の角行です。

この字も本当に素敵だと思います。

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王羲之 Round2 ~その7~

2024年10月25日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の飛車です。

漢字がカッコイイと思えるのは、

漢字を使う民族だけかな?

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王羲之 Round2 ~その6~

2024年10月12日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の金将です。

こういう凛とした美しい字が書けたら、

どんなにいいかと思ってしまいます。

字を勉強しておけばよかったな、

いや、間違えた。

これは才能の違い、

努力でどうにかなるレベルではないね。




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王羲之 Round2 ~その5~

2024年10月10日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の銀将です。

この書体で最も細かいのが銀将で、

序盤の山場と言えそうです。

ここをクリアすると、

画数が減り、作業は楽になります。



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王羲之 Round2 ~その4~

2024年10月08日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の桂馬です。

行書は筆の流れや勢いのようなものが

感じられていいですね。

それを意識し、それが失われない様に彫ります。



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王羲之 Round2 ~その3~

2024年10月05日 | 中国書家(唐七星・王羲之・褚遂良)
王羲之の香車です。

細かい部分が多い書体ですので、

普通に彫っていると、

その周辺で木地の剥離が起きやすく、

細心の注意が必要です。

同じ理由で、

更に彫る順番も大事です。





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