駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

勘亭流 Round2 ~その2~

2024年12月28日 | 勘亭流
勘亭流を彫っています。

太字の場合、画像の様に、

字の中心部分を先に彫り、

跡から残った縁の部分を彫る方法があります。

とうぜん、普通に彫る方法もあり、

銀将は普通に彫るつもりです。

ただのフィーリングです。



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勘亭流 Round2 ~その1~

2024年12月01日 | 勘亭流
勘亭流です。

個人的にかなり気に入っている書体で、

早く2作目を作りたいと、ずっと思っていました。

字母紙が乾燥したら彫刻開始です。

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勘亭流 ~その8~

2023年06月06日 | 勘亭流
使用見本にする直前に、

ご購入のお申し出がありました勘亭流です。

余り歩兵2枚と玉将、計3枚を追加し、

鏡面仕上げを施しました。

今まで作った駒の中で、

最も太く、深く彫った駒だと思います。

もう少しこの書体の駒を

研究してみようと思います。





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勘亭流 ~その7~

2023年05月06日 | 勘亭流
勘亭流です。

先ほど完成致しました。

直しを入れた関係で、

予定より時間を要してしまいましたが、

それにより新たな気づきが得られましたので、

気分は上向きです。

試作ですが、

木地はまあまあ柾目で揃ってますし、

思ったより出来が良かったので、

予備歩を足して売りに出すか、

予定通り使用見本にするかは、

ちょっと考えているところです。



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勘亭流 ~その6~

2023年05月02日 | 勘亭流
勘亭流です。

漆を入れました。

斑(むら)の無い様に塗る必要があります。

そのために必要な、

筆に取る漆の量と筆を重ねる回数は、

感覚の世界なので説明できません。

そもそも漆は、

温度と湿度で状態が毎回違うので、

塗った直後、

それで正解だったのかどうかは、

出来上がってみないと分からないものです。

漆の塗りも大切な技術の一つです。
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勘亭流 ~その5~

2023年04月30日 | 勘亭流
勘亭流です。

全ての彫りが終わり、目止めをしました。

日陰で乾燥を待っているところです。

この書体、ほとんどが一字なのですが、

銀将、桂馬、香車の成駒は二字という、

指導用の将棋駒に多い仕様になってます。

一字で統一できない代わりに、

書体は表裏で統一できるのが良いところかと思います。



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勘亭流 ~その4~

2023年02月23日 | 勘亭流
勘亭流の飛車角です。

ご覧のとおりの太字ですので、

幅は広く、そして深く

彫る必要があります。

深すぎて裏側を彫った時に、

貫通したりしないよね?

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勘亭流 ~その3~

2023年02月08日 | 勘亭流
勘亭流の玉将です。

江戸文字、、、、、、

いいですねぇ~

って思えるのは、日本人だからでしょうね。

DNAのどこか、端っこの方に、

反応する遺伝子がある気がします。

ん? 線が出てない!

油断大敵ですね。
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勘亭流 ~その2~

2023年01月14日 | 勘亭流
勘亭流の字母を貼ってみました。

うーむ。。。。。。。。

結構イケてると思うのですが、

独り善がりですかね?

江戸文字。。。。。。。

よく分かりませんが、

日本人は、どこか反応してしまう、

そんな魅力がある気がします。

とりあえず、冷静につくってみます。

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勘亭流 ~その1~

2023年01月08日 | 勘亭流
随分前から作ろうと思っていた書体があります。

勘亭流(かんていりゅう)です。

勘亭流とは、
⇒コトバンク
書体の一種。芝居の看板、番付、正本などを書くのに用いるもの。
江戸時代に通行していた御家流をもとに、起筆・終筆に特徴をもたせ、
全体として肉太で丸味を帯びる。
江戸堺町の御家流指南・岡崎屋勘六(号、勘亭)が、安永八年(一七七九)、
中村座の「御摂年々曾我(ごひいきねんねんそが)」
の看板を書いた書体に始まるという。江戸文字。
です。

勘亭流にもいくつかの種類がある様ですが、

まずは一般的に入手しやすいフォントで

試作してみようと思います。

木地は御蔵島黄楊柾目を用意しました。
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