駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

将棋大会

2021年11月05日 | 指す将棋
コロナウイルスの感染拡大が収まりつつありますが、

完全に消えてなくなることはなく、

ニュース等でもよく言われているように、

今後は、with corona が前提の世の中になるんでしょうね。

将棋も感染対策の実施を条件とした大会が当たり前になり、

数はまだ多くないものの、

各地で催される状況になってきた様です。

実戦から相当遠ざかっていますので、

まあ勝てないとは思いますが、

リハビリのつもりで顔を出してみようと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女流ABEMAトーナメント

2021年10月18日 | 指す将棋
これは面白い。

プロよりは自分のレベルに近い女流の将棋は

昔から好きで、観るだけでなく、

棋譜を並べたりして楽しんでいましたが、

それをスマホで観られる時代なんですね。

ご覧になられると分かりますが、

持ち時間5分、1手指すごとに5秒が加算されるという、

チェスではメジャーなフィッシャールールを採用していますので、

今までにないスピード感を楽しめます。

悪手、疑問手が頻繁に出現する人間らしい将棋が観られる、

そこがこの番組の良いところだと思います。


学生だったころ、将棋道場の端っこで強い人たちが、

1局、10分切れ負けの「真剣」をやっていて、

よく、それを閉店まで観てました。

そこで繰り広げられている将棋は、

それまで自分が学んできたヘナチョコ将棋とは明らかに質が異なり、

将棋というより勝負と表現した方がぴったりで、

若かった自分を大いに魅了しました。

外ウマとか言ったかな?

周囲の人たちもどちらが勝つか賭けをしており(多分これも違法)、

貧乏学生だったので観ているだけでしたが、

熱気あふれるその雰囲気が好きでした。

女流棋士たちが繰り広げるABEMAの将棋は、

当然お金は懸っていませんが、将棋は真剣そのもので、

私が好きだったあの将棋を久しぶりに観た気がしました。

ご覧になるには980円/月必要ですが、

ABEMA・TVは将棋界の発展に多大な貢献してくれており、

私は気持ちよく払わせて頂きました。

⇒女流ABEMAトーナメント














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西川流振り飛車

2021年08月08日 | 指す将棋
現代将棋はバランス型全盛、

どっちを見ても▲3八金・▲2九飛(△7二金・△8一飛)です。

30年以上前からその形を指してきた身としては、

なんだか恋人を奪われた様な気分です。

天邪鬼な性格の私としては、

そろそろ違う世界へ行きたくなります。

そこで見つけたのがこの本、

「西川流振り飛車 居飛車穴熊破り」です。

オールドファンとしてはお父様の方が

なじみ深いのですが、

息子さんも頑張っていらっしゃいますね。

西川家の伝統(?)を継承した、

ノーマル振り飛車穴熊についての解説が

とても参考になります。

振り飛車&穴熊の評価がやや下がったところに、

自分らしさを求めてみようと思います。

本書を参考にノーマル中飛車穴熊を

10局ぐらい指してみました。

不慣れなためか苦労は多いですが、

勝率は良く、意外と合っているのかも知れません。

加齢と共に終盤のミスが多くなりますので、

玉形は堅固にした方が良い様です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする