静岡→福岡へ移動する新幹線の車中で、
自戦記の作成にチャレンジしてみました。
将棋雑誌や新聞の自戦記や観戦記を何気なく読んでいますが、
書くのって大変なのですね。
拙い内容ですが、お許し下さい。
開始日時:2010/06/27 8:34:34
棋戦:将棋倶楽部24(早指し1手30秒)
手合割:平手
先手:日向(四段)
後手:**usiwaka(五段)
手数----指手---------消費時間--
1 2六歩(27) ( 0:12/00:00:12)
2 3四歩(33) ( 0:03/00:00:03)
3 2五歩(26) ( 0:02/00:00:14)
4 3三角(22) ( 0:02/00:00:05)
5 7六歩(77) ( 0:03/00:00:17)
6 5四歩(53) ( 0:11/00:00:16)
●最近の振り飛車は、兎に角大人しくないですね。
定跡はよく知らない小生ですが、基本的に挑戦は受けて立ちます。
7 3三角成(88) ( 0:10/00:00:27)
8 3三桂(21) ( 0:02/00:00:18)
9 5三角打 ( 0:03/00:00:30)
●多分後手優勢の変化なのでしょうが、勝負はやってみなければ分かりませんね。
定跡書の勉強は難しく、変化図の掘り下げがなかなかできていないことが多いようです。
それを見越して、多少悪い変化でも力戦に持ち込んでしまうのが小生流です。
10 4五桂(33) ( 0:09/00:00:27)
●当然こうきますね。鬼殺し戦法などでも似たような指し方があります。角が手持ちなら48金で受けますが。。。
11 6八玉(59) ( 0:39/00:01:09)
12 5五角打 ( 0:14/00:00:41)
13 7七桂(89) ( 0:03/00:01:12)
●68玉の一手に、77桂馬で防ぐしかありません。
14 3七桂成(45) ( 0:04/00:00:45)
15 3七桂(29) ( 0:03/00:01:15)
16 3七角成(55) ( 0:03/00:00:48)
17 3八金(49) ( 0:22/00:01:37)
18 5五馬(37) ( 0:37/00:01:25)
●歩損ですが、手番を握りました。24歩で歩切れを解消しながら、飛車の活用を図ります。
19 2四歩(25) ( 0:06/00:01:43)
20 2四歩(23) ( 0:13/00:01:38)
21 2四飛(28) ( 0:11/00:01:54)
22 2二歩打 ( 0:01/00:01:39)
●さて、問題の局面です。当初の読みは29飛車でしたが、後手からの37桂馬が気になり疑問手を指してしまいました。
しかし、37桂馬には25飛車で良かった様です。
23 2六角成(53) ( 0:27/00:02:21)
24 1九馬(55) ( 0:28/00:02:07)
●田楽刺しがあるので、忙しくなってしまいました。香損です。
25 3四飛(24) ( 0:06/00:02:27)
26 3二金(41) ( 0:18/00:02:25)
27 5四飛(34) ( 0:24/00:02:51)
28 5二香打 ( 0:07/00:02:32)
29 3四飛(54) ( 0:18/00:03:09)
30 5五馬(19) ( 0:06/00:02:38)
●後手は駒得ですので、局面を落ち着かせようとします。先手は暴れなくてはなりませんが、直ぐには無理です。双方指手が難しい。
31 4八銀(39) ( 0:28/00:03:37)
●駒損を補うには、駒の効率を上げるしかありません。中央へ動かし活用します。
32 4五馬(55) ( 0:28/00:03:06)
●疑問手だと思います。
33 3五飛(34) ( 0:25/00:04:02)
●これが逆先になります。
34 5四馬(45) ( 0:26/00:03:32)
35 3四歩打 ( 0:10/00:04:12)
36 4二銀(31) ( 0:08/00:03:40)
37 4五桂打 ( 0:16/00:04:28)
38 4一桂打 ( 0:12/00:03:52)
●しっかり受けられて先手が損したように見えますが、歩1枚の犠牲で他の駒の活用を図る暇を作ります。
39 4六歩(47) ( 0:23/00:04:51)
40 4四歩(43) ( 0:10/00:04:02)
41 3三桂成(45) ( 0:05/00:04:56)
42 3三桂(41) ( 0:03/00:04:05)
43 4七金(38) ( 0:23/00:05:19)
●桂馬はいつでも取れますので、慌てないのがコツかと。47金の金も働いてきました。先手の駒ばかりが動いています。
44 4三馬(54) ( 0:28/00:04:33)
45 5六歩(57) ( 0:12/00:05:31)
●この56歩は、相手の駒の効率を下げる意味です。52の香車がよく効いていますので、歩を伸ばすことで、香車の利きが減ります。
また、自陣への直射をなくすことで、威力を弱めます。金銀の進路も確保され、一石二鳥の一手でだと思います。
46 7四歩(73) ( 0:15/00:04:48)
47 5七銀(48) ( 0:14/00:05:45)
●77の地点が争点になりますので、銀の援軍を送ります。39にいた銀が働いてきました。
48 7五歩(74) ( 0:20/00:05:08)
●疑問手のように見えますが、どうなんでしょうね。一目有り難いです。
49 3三歩成(34) ( 0:04/00:05:49)
50 3三銀(42) ( 0:03/00:05:11)
51 7五飛(35) ( 0:04/00:05:53)
52 7二飛(82) ( 0:01/00:05:12)
●26の馬が浮いてますので、飛車交換したくなりますよね。少し誘っていました。
これで勝負形になります。
53 7二飛成(75) ( 0:25/00:06:18)
54 7二銀(71) ( 0:02/00:05:14)
55 4八金(47) ( 0:06/00:06:24)
●これで、まだまだ難しい局面です。後手の香車得ですが、かなり差が縮まっています。
56 7五歩打 ( 0:23/00:05:37)
57 6六銀(57) ( 0:21/00:06:45)
58 7六歩(75) ( 0:07/00:05:44)
59 8五桂(77) ( 0:07/00:06:52)
●65に跳ねると、64歩~65歩で66銀を追われます。こちらに跳ねるのが良いと思います。
60 6四桂打 ( 0:26/00:06:10)
●筋っぽい桂馬ですが、、、、
61 7八玉(68) ( 0:27/00:07:19)
●危ない様ですが、これでまだまだ粘れます。
62 8四歩(83) ( 0:25/00:06:35)
●これも緩手だと思いますが、、、、
63 7三歩打 ( 0:21/00:07:40)
64 7三桂(81) ( 0:04/00:06:39)
65 7三桂(85) ( 0:13/00:07:53)
66 7三銀(72) ( 0:02/00:06:41)
67 6五桂打 ( 0:13/00:08:06)
●馬筋を遮りながら、銀を攻めます。
68 7七歩成(76) ( 0:22/00:07:03)
69 7七玉(78) ( 0:05/00:08:11)
70 7四銀(73) ( 0:26/00:07:29)
71 7三桂打 ( 0:07/00:08:18)
●だいぶ迫ってきました。すでにここでは互角の形勢だと思います。
72 7一金(61) ( 0:13/00:07:42)
73 7二歩打 ( 0:04/00:08:22)
74 6五銀(74) ( 0:05/00:07:47)
75 7一歩成(72) ( 0:07/00:08:29)
●65の銀に挨拶している暇はありません。
76 6六銀(65) ( 0:12/00:07:59)
77 6六玉(77) ( 0:16/00:08:45)
●こういう場面は、同玉が手筋。
78 7六馬(43) ( 0:25/00:08:24)
79 5七玉(66) ( 0:03/00:08:48)
80 2九飛打 ( 0:25/00:08:49)
●疑問の飛車打ち。。。。
81 6一飛打 ( 0:24/00:09:12)
82 4二玉(51) ( 0:06/00:08:55)
83 4一金打 ( 0:29/00:09:41)
●この金はあまり打ちたくありませんが、仕方ないですね。
84 5三玉(42) ( 0:17/00:09:12)
85 3六馬(26) ( 0:14/00:09:55)
●馬取りをかわしながら逆詰めろ。
まだ難しい局面ですが、、、、、
86 3五歩打 ( 0:27/00:09:39)
87 6三飛成(61) ( 0:07/00:10:02)
88 投了 ( 0:06/00:09:45)
●後手頓死。
冷静に見れば、先手敗勢の将棋だったと思います。
悪い局面を指しながら、駒の効率を引き上げ、相手の実力を図り、敗勢を徐々に挽回して行くことができた将棋でした。
内容はともかく、相手の土俵に飛び込む積極性を貫いたことが勝因かも知れません。
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