漆を入れました。
私の場合、漆の乾燥に室は使わず、
自然乾燥することとしています。
作る時期によって気温と湿度が異なりますので、
乾く時間も異なります。
この時期はどうですかね?
今日の名古屋はちょっと湿っぽい感じ、
湿度計が80%を示しています。
私の場合、漆の乾燥に室は使わず、
自然乾燥することとしています。
作る時期によって気温と湿度が異なりますので、
乾く時間も異なります。
この時期はどうですかね?
今日の名古屋はちょっと湿っぽい感じ、
湿度計が80%を示しています。
蜀紅です。
仕上げも含めて全ての彫りを終え、
目止めをしたところです。
目止めは厚すぎると
細かい部分が埋まってしまったり、
漆と木地の間に、目止めの層が出来てしまいます。
一方、薄すぎると、漆が木地に滲むだけでなく、
漆が剥がれやすくなります。
この加減が難しいところです。
仕上げも含めて全ての彫りを終え、
目止めをしたところです。
目止めは厚すぎると
細かい部分が埋まってしまったり、
漆と木地の間に、目止めの層が出来てしまいます。
一方、薄すぎると、漆が木地に滲むだけでなく、
漆が剥がれやすくなります。
この加減が難しいところです。
いつもは最後に彫る「と金」ですが、
気分を変えて、今回は先に彫りました。
「と」の一画目は縦棒ですが、
書体によってその後が違います。
縦棒を書いたあと、
そのまま反時計回りで、
まるでアルファベットの「e」を書く場合と、
一旦上方に戻り、記号の「&」の様に書く場合に分かれますね。
気分を変えて、今回は先に彫りました。
「と」の一画目は縦棒ですが、
書体によってその後が違います。
縦棒を書いたあと、
そのまま反時計回りで、
まるでアルファベットの「e」を書く場合と、
一旦上方に戻り、記号の「&」の様に書く場合に分かれますね。
蜀紅の王将です。
駒尻の銘も含めて、彫り終えました。
「蜀」の字は、中に「虫」の字があり、
これが彫りにくい。
ちなみに手ぬぐいは、
クラリネット奏者のマリィ凛(まりりん)さんと言う方です。
広島に居る時に、友人に付き合ってコンサートへ行き、記念に購入しました。
木地研磨の時の下敷き(失礼)として使用しております。
裏面の字母紙を貼り、後半戦のスタートです。
駒尻の銘も含めて、彫り終えました。
「蜀」の字は、中に「虫」の字があり、
これが彫りにくい。
ちなみに手ぬぐいは、
クラリネット奏者のマリィ凛(まりりん)さんと言う方です。
広島に居る時に、友人に付き合ってコンサートへ行き、記念に購入しました。
木地研磨の時の下敷き(失礼)として使用しております。
裏面の字母紙を貼り、後半戦のスタートです。
蜀紅の飛車角です。
作風の関係上、比較的角行は彫り易いのですが、
何回彫っても飛車は難しく、
1枚あたりの作業時間は、
角行の2倍以上あります。
まあ、竜王と竜馬はもっと難しいですけどね。
全体バランスを意識しながらも、
目の前のひと駒に全集中です。
作風の関係上、比較的角行は彫り易いのですが、
何回彫っても飛車は難しく、
1枚あたりの作業時間は、
角行の2倍以上あります。
まあ、竜王と竜馬はもっと難しいですけどね。
全体バランスを意識しながらも、
目の前のひと駒に全集中です。
蜀紅の金将です。
将の字の二画目、三画目のところに、
私なりのちょっとした工夫があります。
駒権師の作品は私の知る限り深彫駒だけなので、
おそらく字母は全て彫駒を前提に作られいるためでしょうか、
私にはとても彫り易いです。
将の字の二画目、三画目のところに、
私なりのちょっとした工夫があります。
駒権師の作品は私の知る限り深彫駒だけなので、
おそらく字母は全て彫駒を前提に作られいるためでしょうか、
私にはとても彫り易いです。
蜀紅の銀将です。
「将」のつく駒は三種類ありますが、
王将は一切略さず、
⇒金将⇒銀将の順に、
少し略した部分を入れて行くのが、
一般的な字母の作り方です。
蜀紅の「将」の字の中で唯一好きなのが、
この銀将の将の字で、
そういうルールみたいなものにとらわれず、
個人的には、全てこの「将」の字で
統一したほうがいい様な気さえします。
もちろん、お客様からのオーダーですから、
勝手に変更したりは、しませんよ。。。
「将」のつく駒は三種類ありますが、
王将は一切略さず、
⇒金将⇒銀将の順に、
少し略した部分を入れて行くのが、
一般的な字母の作り方です。
蜀紅の「将」の字の中で唯一好きなのが、
この銀将の将の字で、
そういうルールみたいなものにとらわれず、
個人的には、全てこの「将」の字で
統一したほうがいい様な気さえします。
もちろん、お客様からのオーダーですから、
勝手に変更したりは、しませんよ。。。
続いて、蜀紅の桂馬です。
今回、ちょっと刃幅の広い
彫刻刀を使用しているのですが、
彫り上がりを見る限りでは、
いい感じです。
使いやすい道具に出会えるか否かは、
職人にとってはとても重要なことです。
今回、ちょっと刃幅の広い
彫刻刀を使用しているのですが、
彫り上がりを見る限りでは、
いい感じです。
使いやすい道具に出会えるか否かは、
職人にとってはとても重要なことです。
蜀紅です、彫り始めました。
完成した作品の数からして、
最も多く彫っているのが、
この蜀紅の歩兵かも知れません。
そのせいでしょうか、
滑らかにスタートできました。
蜀紅は故・八代目駒権師を代表する書体、
彫駒が最も似合う書体です。
完成した作品の数からして、
最も多く彫っているのが、
この蜀紅の歩兵かも知れません。
そのせいでしょうか、
滑らかにスタートできました。
蜀紅は故・八代目駒権師を代表する書体、
彫駒が最も似合う書体です。
次の作品の準備に入ります。
こちらもお客様からご支給頂きました、
御蔵島黄楊斑入りの柾目で作る、
蜀紅(しょっこう)です。
蜀紅を作るのは6回目になりますが、
前回作った時から一年半も経っているので、
気持ちは新鮮です。
書体と木地のバランスは良いと思います。
こちらもお客様からご支給頂きました、
御蔵島黄楊斑入りの柾目で作る、
蜀紅(しょっこう)です。
蜀紅を作るのは6回目になりますが、
前回作った時から一年半も経っているので、
気持ちは新鮮です。
書体と木地のバランスは良いと思います。
先ほど完成しました蜀紅です。
画像には写しませんが、
王将の裏面にはオーナー様のお名前が刻まれています。
形成は木地師さんにお願いしましたが、
鹿児島まで行って持ち帰った木地ですので、
少し感慨深いです。
使い込むと茶褐色に変化し、
野性的な駒になると予想します。
画像には写しませんが、
王将の裏面にはオーナー様のお名前が刻まれています。
形成は木地師さんにお願いしましたが、
鹿児島まで行って持ち帰った木地ですので、
少し感慨深いです。
使い込むと茶褐色に変化し、
野性的な駒になると予想します。
蜀紅です。
目止めと漆入れの作業が終りました。
漆は季節によって表情が変わることがあります。
寒いせいですかねぇ?
やや落ち着いた感じがします。
漆は湿度が高いと固まるので、
先ほどまで除湿器がフル稼働中でした。
今度は乾燥の工程に入りますので、
湿度と温度をある程上げないと漆が乾きません。
加湿器、加湿器。。。。。
あれ?どこだ?
目止めと漆入れの作業が終りました。
漆は季節によって表情が変わることがあります。
寒いせいですかねぇ?
やや落ち着いた感じがします。
漆は湿度が高いと固まるので、
先ほどまで除湿器がフル稼働中でした。
今度は乾燥の工程に入りますので、
湿度と温度をある程上げないと漆が乾きません。
加湿器、加湿器。。。。。
あれ?どこだ?