駒師「日向」のブログ 本店

プレーヤー目線で作る
将棋駒作家のつぶやき

清定 Round 2 ~その21~

2022年08月31日 | 清定書
ハチワンダイningバーさんから、

一時帰宅しております清定の一字書です。

お客様が対局されている様子を拝見し、

実際にそうなった訳ではありませんが、

「やっぱり双玉の方がもめなくていいな」

と思い、



点を足してます。

ついでにこの銀将、





漆の塗り漏れを発見しましたので、

このタイミングで修正します。

まだまだ修行が足らんな。。。

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無双 Round 3 ~その5~

2022年08月29日 | 無双書
無双書の飛車です。

太く深く彫りますので、

とても手間がかかります。

昔は仕様に関係なく、

一手の深さで彫っていましたが、

今は、彫埋め(盛り上げ)用なら、

浅く彫ります。

角行とおなじで、

無双の飛車も柔らかく丸いイメージですね。

試作(自分用)は自由に作れるので楽しいです。

彫刻刀の切れが悪くなっているのに、

研がずに彫り続けたので、

彫跡が汚くなりました。

後で修正致します。

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将棋とお酒 ~その3~

2022年08月26日 | 日向のひとりごと
最近は若い方を中心に、

アルコールを飲めない方が増えましたね。

お酒には良い面と悪い面がありますので、

飲めないことが幸せか不幸せか、

私には分かりませんが、

私の場合、呑めてしまうので、

将棋バーに行って禁酒なんて、とてもできません。

呑めば将棋は格段に弱くなり、

ほとんど勝てなくなりますが、

こういうお店では、

将棋は単なるキッカケに過ぎず、

そこでの会話やコミュニケーションを楽しむもの、

というのが私流です。






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無双 Round 3 ~その4~

2022年08月23日 | 無双書
無双書の角です。

現代の「角」の字は、

最終画(真ん中の縦棒)が、

突き抜けませんが、

もともとは、

「刀」+「用」、

刀を用いるの意なんだそうで、

突き抜けるのが本来の字らしいです。

無双の角は全体的に丸く、

柔らかい印象です。




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駒師の麻雀 ~その40~ 六段坂を二度登って思うことまとめ(13)

2022年08月21日 | 麻雀
三人麻雀、やってます。

六段坂に挑戦、なんて言ってましたが、

あのあと、失点しまくり、坂を転げ落ちる様に、

三段まで降段してしまいました。

よく考えてみると、

六段になるまでに、

国士無双を10回以上和了してまして、

三人麻雀とはそういうものかと思っていたのですが、

単なる「バカづき」だったんですね。

それに気が付かず同じように打っていたら、

あっという間に、、、、という次第です。

これからは地道に打って、とりあえず、

六段には戻したいと思います。

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清安 Round1+1 ~その20~

2022年08月18日 | 安清、清安、源兵衛清安、宗歩好
清安一字書です。

漆を入れました。

表は黒色、裏は赤色の

源平仕上げです。

以前にも書いたかも知れませんが、

私がこの仕様を好んでいる最大の理由は、

某奨励会員が、秒に追われて、持ち駒の裏面を上にして打ち、

即反則負けとなった、という話を聞いたからです。

その奨励会員の方が弱いからそうなった、

という方もいるでしょう。

しかし、反則負けというのは後味が悪く、

道具を作るものとしては、

出来る限りそれらが生じない様にしたいのです。

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無双 Round 3 ~その3~

2022年08月16日 | 無双書
無双一字書の歩兵です。

父親からもらった一眼レフカメラで撮ってみました。

ん? どうなんですかね?



ん?

なんか少しピントがずれているのか?

彫りが下手なのか?


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余計なお節介から女性を守りたい

2022年08月07日 | 日向のひとりごと

――誰でも見ていいようにすると、見ず知らずの女性の感想戦に割って入る男性がいたりするからですよね。私も、大会で私の対局を見ていた知らない高齢男性に「終盤がなってない」とお説教されたことがあります。文春オンラインでも、スポーツジムやボウリング場、そして将棋道場にもいる「教え魔おじさん」の記事が反響を呼んだことがありました。

中倉 はい。最初は制限してなかったのですが、そういう男性が嫌だったという声もありました。同じ女性として考えた時に不快なのは分かります。もちろんそんな男性ばかりでないのですが……。

 悪気はないとしても、ダメ出しみたいなことを言われると萎縮してしまいますよね。特に級位者の女性は「弱いと言われたらどうしよう」「大会はちょっと怖い」みたいな不安がある。それでも勇気を出して大会に参加してくださっているのですから、余計なお節介から女性を守りたいという気持ちがありました。

中倉宏美さんのコメント、⇒文春オンライン記事のです。

私が、もっともだな、と思った部分を抜粋しました。
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無双 Round 3 ~その2~

2022年08月06日 | 無双書
無双書です。

書の主は熊澤良尊師です。

師より購入した字母紙には、

昭和58年と書かれていますので、

40年ぐらい前に作られたものなのでしょうが、

字は古くならないところがいいですね。

試作ですので、グレードは高くありませんが、

無双には柾目が合う気がして、

木地は御蔵島黄楊の柾目を用意しました。




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将棋盤修理 ~その15~

2022年08月04日 | 将棋盤
天面の小キズ修復をした榧盤です。

大事なことを書き忘れており、

急ぎ記事をアップします。

忘れていたそれは、何かと言いますと、

盤側に蝋(ろう)を補充することです。

水分を含んだ手ぬぐいをアイロンで熱っすると、

蝋は溶けて流れ落ちたり、

自然に濡れた手ぬぐいが

ふき取ってしまいます。

従って、盤の割れを防ぐために塗ってある蝋を、

補っておく必要があります。

忘れずにお願いいたします。

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将棋とお酒 ~その2~

2022年08月02日 | 日向のひとりごと
画像のお酒は「ラム・コーク」です。

その名のとおり、

洋酒のラムをコーラで割ったものです。

だれでも作れる簡単なカクテルの1つですよ。


さて、お酒を飲みながら将棋を指す、

昔の「大人の社交場」が良かった、

みたいなことを前回記事で書きましたが、

今日はその続きです。

私が実際に初めて吞みながら指したのは、

大学生の時、将棋部の合宿ですね。

将棋部の合宿は、毎回、

地方の旅館や民宿などで行ってました。

部内の順位や他大学との対抗戦に出場するメンバーを決める、

真剣な対局がメインです。

しかし、私の場合は、

呑みながら遊びで指す将棋の方が、

多かった印象です。

将棋部と言っても、当然のことながら、

強い人よりそうではない人の方が多く、

彼らとの将棋を通じた遊びの時間が何よりも楽しく、

そこでコミュニケーションを取っていたのだと思います。

いま、繋がっている友人は、

その時の彼らばかりですね。

                      つづく


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