先日見て来た。(まだ公演開始間がないのでネタバレ注意)
出演者は八乙女光、大倉孝二、荻野目慶子、キムラ緑子、西岡徳馬など。
あらすじは2004年九州のとある都市。
二家族の抗争。ヤーさん?の話?
(福岡あたりの話なのか?と思ったが・・・)
1963年クニオは炭鉱で働いて、仲間も出来、そんな折
出会ったマリコと家族になって・・・
それが2004年には家族がバラバラになって殺し合いまでに発展してしまって・・・
家族とは?ということを考えるドラマになっていた。
少々重苦しい作品だった。
時代、土地、血筋などが絡んで余計重くなっていた。
プロの演劇者がみるような芝居なのだ。一般客には少々難解な面も。
(何せ九州弁がよくわからないのだ。それに加えピンマイクついてないので、
生声を聞くので、広い舞台ではこの生声を聞くのは大変なのだ)
二階席の一番前と見やすくて聞きやすいはずが・・・
台詞を九州弁で早口で言われると
余計聞き取りづらく日本語に聞こえなかった
荻野目慶子さんの演技はさすが。途中で歌う場面があるが
「黒の舟歌」を泣かないで歌えるってさすが
キムラ緑子さんや西岡徳馬さんも歌ったが・・・
(私も少々口ずさんでしまったが・・・歳バレバレってか
)
キムラ緑子さんは最近いろいろなドラマ、映画に出演されて忙しい。
(「テルマエ・ロマエ」「悪夢ちゃん」など)
最近の映画に引っ張りだこの役者さん。
もともと舞台俳優さんだからこなせるとは思うが・・・
優しいお母さんだったり、キリッとした校長先生だったり、
今回の舞台のようなべらんめえ調でどこかのヤーさんのおかみだったり、
舞台経験豊かな方なので見せ方のワザをお持ちだ。
大倉孝二さんのちょっとした間、仕草は観客を笑わせる。
ちょっと息抜きが出来る瞬間だ。
こういう役者さんの中でがんばっていた八乙女君。
よく九州弁をマスターしたな~と感心した
今回の経験を今後の活動に活かして欲しいと願っている。