陽炎日記

日々の出来事を中心に綴ってます。

「決戦は日曜日」DVD

2024-02-12 22:13:42 | Weblog
<窪田正孝と宮沢りえが初共演し、ことなかれ主義の議員秘書と熱意が
空回りしてばかりの新人候補者による選挙活動の行方をシニカルに描いた
社会派コメディ。とある地方都市。地域に強い地盤を持つ
衆議院議員・川島昌平の事務所で私設秘書として働く谷村勉は、川島の
サポートに徹する仕事に満足していた。ところが、衆議院解散のタイミングで
川島が病に倒れてしまう。次の選挙で川島の地盤を引き継いで出馬する
ことになったのは、川島の娘・有美だった。世間知らずで自由奔放だが
熱意だけはある有美に振り回されながらも、彼女を当選に導くべく奔走する
谷村だったが……。監督・脚本は「東京ウィンドオーケストラ」
「ピンカートンに会いにいく」の坂下雄一郎。  映画.comより>
秘書の谷村(窪田正孝)が川島ゆみ(宮沢りえ)を選挙~当選までどう
導くかが描かれているが、イロイロ問題が出て来てそれが面白かった。
選挙にまつわるお金の話、後援会の撤退とか・・・(後から和解してなんで
公認がもらえたかの問題とか)、事務所の問題とか、父親の過去の問題とか
盛りだくさん詰めていた。もちろん今問題になってる収支報告書の件とか
出て来たり、ドタバタ感があるがきっちり収めたところは上手い演出だった。
川島ゆみの赤いスーツはトレードマークだったのか?
宮沢りえさんの姿にピッタリで素敵でした。
秘書さん5人ぐらいいたね。どの事務所もそれくらいいるのだろう。
相手陣営視察したり、内部情報リークしたり選挙の戦い方はいくらでも
あるよというくらい情報が詰まっていた。
戦う相手は国民じゃなくて、陣営の問題であり、いかに選挙で勝つか
ということしか考えていない所がやはり恐いな~。
国民ことを考える余裕なんて候補者にはないんだろうね。そういう風に
秘書が仕向けているんだもの。候補者は国をよくしたい、国民の生活を
考えていきたいと思っても、秘書はそういう風にしむけてくれないから。
地元優先、後援会中心の講演をして票を集めようとしても、出来ないことも。
そこで内部情報を外へ発信するんだから。姑息な手段を講じるんだな~😅
まあそれが面白いんだけどね。
映画だからいいというもんではないが、YouTuberとのいざこざも取り上げていた。候補者がYouTuberに手を挙げてしまって・・・これはいただけない
でしょ? 今時の風刺も入れているのでいい映画だったと思う。
社会派コメディをもう少し国民が見てくれたらな~と思うけどね。
これくらいわかるような内容が好きだな~。
コメント
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