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我が家の推薦図書-『おとうさんおはなしして』『おおきい1年生と小さな2年生』

2014年07月08日 | 
小さなころから図書館を利用していましたが、最近の利用法は、のんたんは学校の図書館で借りてくる。市の図書館ではあたしが「のんたんに読んで聞かせたいな~」って思うものを(一方的に(笑))借りてくる。そんな感じ。

童話、児童書に明るいわけではないけれど、いろいろなレターで「推薦図書」が紹介されていると、メモして予約するの。月にだいたい2,3冊くらい読み聞かせしてます。結構長編もあるので1週間くらいかけてじっくり読みます。

その中で、のんたんが気に入って「続き読んで!」と言った2冊。

佐野洋子さんの『おとうさんおはなしして』。

1年生の国語の教科書にも出てきた『おじさんのかさ』や、絵本のベストセラー『100万回生きたねこ』で知っている方もいるかもしれません。その佐野さんの児童書。

雨の日、家の中で退屈していたルル君がおとうさんに「おはなしして!」と言います。お父さんが「むかしむかし」と言うと「ボクね、むかしむかしにはうんざりしているうんだ」とか「あるところに」「あるところってどこよ」なんてちゃちゃを入れつつ話が進む。

あれあれ?その話ってもしかしてルル君のこと?思いながら、なんだかちょっとへんてこな世界。最後には素敵な終わり方。

のんたんもすごく気に入って「豊かな本です」(笑)と学校で推薦したようです。



もう1冊は、古典の児童書。
どこかでタイトルは見たことがあるかもしれません。

この本は、小学生になって初めて読む「冒険の本」にうってつけのお話。1年生の時に読んでもいいけれど、2年生になった今の方が、たぶんきっと面白いんだろうな~。

話も身近に感じるし、幼稚園や保育園から小学生になったことを思い出しながら、そして今は2年生になって、1年生とは違うんだってことを読みながら一緒に実感できる1冊だと思います。



余談なのですが…
1か月ほど前に「アナと雪の女王」を観ました。

情報番組をほどんど見ないので、映画が空前の大ヒットだってことも知らず。劇中流れている歌が大ヒットだってことも知らず(笑)。

そんなんで、だいぶ経って、あれ?まだやってる?ロングラン?人気ある???と。

のんたんに「観たい?」って聞いたら、学校で結構な割合で観ているらしくて「そりゃ観たいさ」と言うので、行ってみた。

すっごいスピード感はあった。
確かに歌も素晴らしい。

でも、自分の中で補わなくてはいけない感情が多すぎて、あたしには雑にも思えた。

タモリがよく「ミュージカルは嫌いなんだよね」って言っていて、ミュージカルの、普通にしゃべれば済むところを歌いだすのが嫌いなんだ、と言っていたのを思い出す。

あたしはミュージカルは嫌いじゃない。でもディズニーのこういったミュージカル調がとても苦手なんだということにしみぢみ気づいた。時間が短いのに、いろんな要素を詰め込もうとしすぎてる。しかも、性善説で。

歌いだす前にもっと表現してほしいところがあるなぁ~と。

そんなんで、しばらく考え込んでしまった。
あまのじゃくなのかなぁ~。

のんたんの感想は「ストーリーが分かんなかった」って(^-^;)あは。でも、話題になっている歌の、映画を観られたことはすごくよかったみたい。